最新EVや日本初上陸のラーメン自販機を間近で見られる体験型店舗“b8ta Tokyo-Shibuya”
米国サンフランシスコ発の体験型店舗“b8ta(ベータ)”が有楽町、新宿に続いて国内3番目の店舗“b8ta Tokyo-Shibuya”(以下b8ta渋谷)を渋谷にオープン。11月のオープン直前に開催された内覧会で撮影した写真と共に、出品内容をピックアップしてご紹介します。
b8taは商品の隣にタブレット端末を設置し、ブランドの世界観やイメージ、詳細情報を見ながら製品を触れる“体験型店舗”。触ってみて気に入ったら店員さんに在庫を確認してもらい、在庫がある場合はその場で購入できます。店内のカメラ映像とタブレットの操作から取得した来店者の属性や行動は出店者に公開され、マーケティングデータとして活用されるのが特徴で、売ることを主目的としない「売らない小売」を特徴に掲げています。
渋谷の宮益坂下交差点という好立地にオープンしたb8ta渋谷。店舗看板に取り付けられた3D LiDARが半径約15mの人流を計測し、時間帯に応じた来店者の傾向変化などマーケティングデータをプライバシーを侵害せずに収集できるそうです。
店舗入口で目を引くのが、日産が2022年1月に発売を予定しているクロスオーバーEV「ARIYA」。b8ta渋谷は店舗内に可動式の什器を採用し、レイアウトを自由に変更できることから、EVのように大型の物も展示可能になっています。
ARIYAは、力強い加速、滑らかな走り、EVならではの静粛性に、最新のコネクテッド技術を融合させたことが特徴のクロスオーバーEV。タブレットやスマホから充電状態や近くの充電スポットの空き状況を調べられたり、目的地情報を調べてカーナビに設定したり、「ハローニッサン」と呼び掛ける音声操作、Alexaを使った音声アシスタントによる操作といった最新のコネクテッド技術を店舗の実車で体験することができます。“ガジェットとしてのクルマ”を体験できるこちらの展示は、12月28日までの特別展示です。
b8ta渋谷は、試飲や試食ができる食品カテゴリーの展示が充実している点も特徴。店内には、バーカウンターでバリスタがオリジナルのコーヒーを淹れてくれるカフェスペースが用意されています。
食品関連の展示で目立っていたのが、米シリコンバレーのスタートアップであるYo-Kai Expressが出店する“ラーメン自販機”。完全無人で、タッチパネルから選んだラーメンを調理して提供してくれる自販機で、b8ta渋谷が日本初上陸。冷凍ラーメンをスチームで加熱して調理する仕組みで、アツアツのラーメン丼が自販機から出てくる様子が注目を集めていました。
ガジェット通信で視聴イベントを開催した注目のオーディオメーカー、デビアレのコーナーも。ワイヤレススピーカー「Phantom」シリーズに加えて、完全ワイヤレスイヤホン「Devialet Gemini」も展示されています。
他にも、キヤノンが人の顔を見つけて自動で撮影してくれるカメラ「PowerShot PICK」を出品したり、かざすだけで決済ができる指輪型のウェアラブルデバイス「EVERING」が出品されるなど、注目のガジェットがそろうb8ta渋谷。渋谷を訪れた際には立ち寄ってみては。年内は12月28日まで、新年は1月4日からの営業です。
b8ta | ベータジャパン – b8ta Japan
https://b8ta.jp/
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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