大荷物になりがちの人必見!キャンプ料理を見直せば道具を減らせる!

大荷物になりがちの人必見!キャンプ料理を見直せば道具を減らせる!

ファミリーキャンプの悩みの一つは、キャンプ道具が多くなってしまうことではないでしょうか?道具が増えてしまいがちなキャンプ料理を見直して、荷物を少しスリム化してみませんか?キャンプ料理についての考え方や、見直しポイントを紹介します。

 

料理を頑張らないのも1つのキャンプスタイル

 

 

キャンプは設営や準備だけで、時間や体力を使います。せっかくキャンプに来たのだから、いろいろとやりたくなりますが、詰め込み過ぎると時間に追われて終わってしまいます。

 

とくに料理は、自宅でのおこなうのとは違い、狭いスペースで準備し、火を起こして…と勝手が違うので思った以上に時間がかかります。

 

いっそのこと、料理は簡単にすませると決めて行けば、時間にも余裕が生まれます。お肉を焼くだけなら、火を起こしてしまえば、すぐに食事を始められます。

 

料理に使う道具も減らせるので、準備や片付けも楽になります。余った時間でゆっくり過ごすもよし、子供とおもいっきり遊んでもよし、自然の中で過ごす時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

キャンプ料理の見直しポイント

 

 

事前準備で荷物をスリム化

キャンプ場での下準備は時間がかかるので、自宅で済ませていきましょう。家で切っておけば、すぐに調理にかかれます。使いきれる分だけ持って行けば、帰りの荷物も減らせます。

 

お肉なども、ジッパーバッグに入れて行けば、かさばるトレーを自宅で処分できます。冷凍出来るものは冷凍しておくと、保冷剤の代わりにもなるので一石二鳥です。

 

包丁やまな板、ボウルにザルといった道具も不要になります。もし現地で何か買う予定があるなら、キッチンバサミを使うとよいでしょう。

 

切れないものもありますが、そこは諦めて、キッチンバサミで切れるものだけを選ぶようにすると、ぐっと楽になります。キッチンバサミは包丁より、持ち運びに気をつかわなくてよいうえに、小さな子供がいても安心です。

 

レトルトやお惣菜も活用しよう

もっと楽に済ませるなら、レトルトやお惣菜も便利です。キャンプ場近くにスーパーや、人気のお肉屋さんなどが有る場合、立ち寄ってご当地物を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

キャンプの定番、カレーは後片付けが大変ですよね?キャンプ場はお湯が出ないことが多いです。涼しくなってくると、冷たい水で、カレーのギトギト汚れを洗わなければいけなくなります。

 

レトルトなら、カレーのついた鍋を洗う必要がないので、片付けが楽です。レトルトだけでは寂しい…と思われるかもしれませんが、焼いたお肉や野菜をトッピングすれば、見た目も、ボリュームもアップします。

 

ジャガイモや玉ねぎなど、濡らした新聞で包んで、アルミホイルを2重に巻き、焚き火や炭の中にいれて焼くと、とてもおいしくなります。

 

キャンプならではの調理です。季節の野菜や地元の新鮮な野菜、牧場の近くなら、おいしいチーズが手に入るかもしれません。

 

前もってリサーチして、地元のおいしいものを使った、手軽でおいしいキャンプ料理に挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

調理道具の見直しポイント

 

 

燃料の種類を統一してスリム化

キャンプで料理するときに使う熱源はいろいろあります。炭やまきを使った直火。ガスやアルコールを使った燃料系。炭やまきを使った料理はキャンプならではなので、楽しみたいものです。

 

しかし、火を起こすのにも時間がかかるうえに、火の始末も大変なので、朝食作りには、燃料系を使う方は多いのではないでしょうか。

 

とくにガス缶は、手軽に使えるので人気があります。カセットコンロなどで使うCB缶(※1)と、アウトドアショップなどで見かけるOD缶(※2)。

 

OD缶はガスランタン用の燃料として使えるので、ランタンはOD缶を利用して、料理はCB缶のカセットコンロを使っていませんか?

 

ガス缶は意外にかさばります。予備分を含めて持って行くことを考えると、どちらかに統一するのがおすすめです。他の燃料でも同じですが、燃料系はできるだけ統一すると、荷物を減らせます。

 

(※1)CB缶(シービーカン)

CB缶のCBはCassette Gas Bombe(カセットガスボンベ)の略で、カセットコンロに使われるガス缶です。手ごろな価格とホームセンターやスーパーなどで、手軽に買えるところが魅力です。

 

しかし、屋内での使用が前提とされた商品が一般的で、風や外気温の影響で火力が弱まってしまうことがあります。

 

(※2)OD缶(オーデイーカン)

OD缶のODは、Out Door(アウトドア)の略で、野外での使用を目的としたガス缶です。CB缶よりも太くて、背の低いものもあり、安定していて、倒れにくい形になります。

 

火力が強く、寒さに強いガスが使われているので、野外でも安定した火力で使用できます。しかし、CB缶と比べて、割高で、アウトドアショップなどの限られた店舗でしか取り扱いがありません。

 

忘れてしまったときに、CB缶のように手軽に入手しにくい点は、注意が必要です。

 

あると便利なキャンプ料理の道具

アルミホイル

アルミホイルは包み焼などに便利です。鉄板やフライパンがなくても、ホイルに包んで蒸し焼きにすれば、小さな食材でも焼き網から落ちません。

 

いろいろな味付けが楽しめるのも、おすすめのポイントです。焦げ付きやすい、味噌などを使った味付けでも、後片付けが簡単にすみます。

 

革手袋

キャンプの料理道具は、高温になるものが多くあります。そんなとき、役に立つのが革手袋です。キャンプ用品店などで専用の革手袋が売っています。

 

おしゃれで高機能なものがたくさんありますが、価格が高い傾向にあります。そこでおすすめなのが、ホームセンターなどで売っている革手袋です。

 

作業用なので、見た目は劣るかもしれませんが、十分使えます。500円以下の商品もあり、汚れを気にすることなく使えるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

 

シングルバーナーやカセットコンロ

火を起こさなくても手軽に使えるバーナーは、一つあると便利です。とくに朝食は、チェックアウトの時間があるので、バーナーを使えば、朝食作りに役立ちます。

 

少しかさばりますが、カセットコンロでも代用できます。ファミリーキャンプにおすすめのシングルバーナーは、五徳からガス缶を離してセットできるものです。

 

一体型は五徳の位置が高くなるので、子供がいる場合不安があります。また、一体型は大きな鍋などを使うと、輻射熱でガス缶が高温になってしまいます。

 

小さい調理道具なら問題ありませんが、大き目の調理道具を使うなら、離してセットしないと、爆発の危険があるので注意しましょう。

 

大きな鍋やフライパンなど使う場合は、バーナースタンドがあると使いやすくなるのでおすすめです。

 

 

おわりに

道具を減らせれば、準備や片付けが楽になります。とくに料理で使う道具は、一つ一つは小さくても、洗って片付ける手間を考えると、あなどれません。

 

もちろん、料理を楽しむキャンプもすてきです。その時々で、テーマを決めて楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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