自然の中でコーヒーが飲みたい!キャンプで使えるケトルとは
キャンプで使うケトルと、家で使うケトルの違いを知っていますか?家のケトルをキャンプで使いたいと思っている方は参考にしてください。他にも、キャンプで使うケトルの選び方や、キャンプでコーヒーをいれるポイントをご紹介します。
キャンプで家庭用のケトルは使える?
ケトルは家でもよく使う調理器具です。効率よくお湯を沸かすのに欠かせません。キャンプでも暖かい飲み物を飲みたいと思ったら、ケトルがあれば早くお湯を沸かせます。
家庭用のケトルはキャンプでも使えますが、条件が付きます。家庭用のケトルは、手持ちの部分がプラスチックになっていることがあります。そのため、炎が上がるような場面では使えません。
次に大きさです。家庭用のケトルは比較的大きく、携帯性が悪いです。また、キャンプで使う熱源がコンパクトタイプだと、不安定になり危険です。
逆に、キャンプでもカセットガスコンロや大きめの熱源を使う方は、家庭用のケトルでも安心して使えます。
キャンプで使うケトルを選ぶポイント
キャンプ用のケトルと家庭用のケトルの違いは、サイズや焚き火のような炎の上がるシーンでも使えるものが多いところです。コンパクトなケトルは、早くお湯を沸かすことができます。
焚き火などで使えるものは、強い火力でたくさんのお湯を沸かすことが可能です。いろいろなケトルの中から、自分に合ったものを選ぶポイントを紹介します。
使う人数と用途でサイズを決めよう
一番大切なのはサイズ選びです。大きすぎるとお湯を沸かすのに時間がかかってしまいます。小さすぎると何度もお湯を沸かすはめになってしまいます。
サイズ選びのポイントは、人数と用途です。キャンプではマグカップを使う事が多く、300mlから400mlの水が入ります。カップラーメンも通常のサイズであれば、300mlから450mlほどの湯量です。
他に、もっとお湯を使う場面があるようなら、プラスして考えるとして、基本的に一人当たり400mlくらいで計算しておくとよいでしょう。
使う熱源や、素材で絞りこもう
サイズが決まったら、熱源についても考えておきましょう。焚き火でも使いたいようであれば、すすで汚れてしまうので、そのことも含めて検討しましょう。
焚き火で使う場合は、注ぎ口にふたがついているタイプだと灰が入ることを防げます。大きいケトルでたくさんのお湯を沸かすときは、火にかけている時間も長くなるので、大きいケトルはふた付きがおすすめです。
ステンレス
丈夫で長持ち。重量はありますが、耐久性が高いので、焚き火でも安心して使えるタイプです。もちろんガスなどの熱源でもつかえますが、熱伝導率が低いので、アルミのケトルよりもお湯を沸かすのに時間がかかります。
アルミ
軽量で優れた熱伝導率。耐久性が低いので、変形しやすい素材ですが、熱伝導率がよいので、素早くお湯を沸かせます。焚き火でも使えますが、空焚きしないように注意しましょう。
ホーロー
ホーローのケトルは見た目がおしゃれです。注ぎ口が細いタイプも多いので、コーヒーを飲みたい方にはピッタリです。焚き火でも使えますが、すすで汚れてしまうので、気になる方は控えた方がよいでしょう。美しい見た目で、自宅用としても使いやすいケトルです。
キャンプでドリップコーヒーを楽しむ!
キャンプに行ったら早起きして、コーヒーをいれてみてはいかがでしょうか。豆からひいてみるもよし、お手軽にドリップバックコーヒーを使うもよし。ケトルがあるからこそ、楽しめるのが、ドリップコーヒーです。
コーヒー1杯の量を把握しよう
コーヒーの粉を計る計量スプーンは、メーカーによって多少違いますが、8gから12gのものが一般的です。お湯の量は120mlから180mlで抽出します。
好みに合わせてお湯の量を調整しますが、キャンプ用のカップは大きく、300mlから400ml入ります。自分でドリップするときは、お湯を入れすぎないように注意するか、2杯分抽出するとよいでしょう。
一度にたくさん作れるパーコレーター式もおすすめ
コーヒーが好きでいつもたくさん飲んでいる方や、グループキャンプによく行く方におすすめなのが、パーコレーターです。大きなものだと、一度にたくさんのコーヒーをいれることができます。
パーコレーターはケトルとしても使えます。コーヒーの粉を入れる専用のバスケットと、お湯をくみ上げるためのパイプをケトルの中に入れて抽出します。
ドリッパーなどが不要で、ケトルとしても使えるのでキャンプにピッタリのアイテムです。パーコレーターでコーヒーをいれる場合は、浅炒りで、粗く挽いた豆がおすすめです。
おわりに
ケトルは無くてもなんとかなりますが、あると便利なアイテムです。とくに寒い時期には、早くお湯を沸かせるので重宝します。冬だけでなく、春や秋のキャンプでも、夜は冷えます。
ケトルを用意しておけば、暖かい飲み物が早く作れるので、持ち物に加えてみてはいかがでしょうか。
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