親子連れも釘付け!ちょっとオトナめだった6%DOKIDOKI伊勢丹新宿店ディスプレイ
1995年に誕生以来、原宿を中心としたカワイイカルチャーを18年に渡って牽引してきた6%DOKIDOKIが、2013年3月27日から4月2日まで伊勢丹新宿店に期間限定ショップを開き、プロデューサーの増田セバスチャンさんやショップガール来店デーに多くのファンが訪れたほか、ファミリーラインの『6%DOKIDOKI LIFE』が初お披露目されました。
2013年3月6日のリモデルオープンにより装いも新たになった伊勢丹新宿店の2Fエスカレーター前にあるスペース『TOKYO解放区』に展開した6%DOKIDOKI。まず目についたのが壁にいる大きなぬいぐるみ。よく見ると床を走るねずみもいたり、カオスな女の子の部屋をイメージしたアートワークがインパクト抜群です。
「大人でも分かるように色を抑えめにして、空間になじむように気をつかいました」という増田さん。パープルやグリーン、ピンクを中心としたパステルカラーに、「6%」の白い文字のようにモードな要素も取り入れたショップになっていました。
デパートに入っているといっても、そこは6%DOKIDOKI。原宿店と同じような白い家具を配置し、天上からはカラフルなボールが吊るされているあたりも女の子心をくすぐります。
クマやユニコーンといった”らしさ”も充分に発揮されたディスプレイ。「子供にいたずらされたようなイメージ」(増田さん)には、訪れた家族連れも多く足を止めていました。
2013年3月30日に増田さんが来店した際には、発売されたばかりのムック『6%DOKIDOKI PERFECT BOOK』(宝島社)にサインを求めるファンが集まり、一時はショップをぐるっとまわる行列ができるほどに。早くもB:MING LIFE STORE by BEAMSとコラボした『6%DOKIDOKI LIFE』を着ている子供の姿もあり、増田さんも「びっくりしました」と目を丸くしていました。
「もともと子供服はやりたかったのですが、原宿では刺激的すぎるので、BEAMSさんから”カワイイ”を取り入れたいというオファーを頂いて実現できました。自分の世代も親になっているので、本当は着たかったというものを子供に着せることができるようなものを出していきたいです」という増田さん。
一方で「原宿では尖った、売れそうにもないアイテムをどんどん作ろうと思ってます」と話し、凝縮した”カワイイ”のエッセンスを発表していく方向を示唆してくれました。より広く濃く展開していく6%DOKIDOKIの世界からは、まだまだ目が離せない展開が続きそうです。
6%DOKIDOKI公式サイト
http://www.dokidoki6.com/
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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