『犬神家の一族』“あの足”の名シーンをリアルに再現して話題のスポット 制作裏側を初公開!
角川映画45年記念企画として、巨匠・市川崑が監督を手掛けた『犬神家の一族』(76)の4Kデジタル修復版初披露を含め、現在の日本映画界に影響を与えた一流のクリエイター(監督)たちの作品31作品が一挙劇場公開される「角川映画祭」。11月19日よりスタートとなります。
この度、本映画祭開催を記念して『犬神家の一族』からあの伝説の1シーン “逆さ足“を再現、SNSなどで「すごい風景」「シュール!」などと話題を読んだ<スケキヨの足>のメイキングを大公開!
手掛けたのは、老舗の造形会社である有限会社ブレーメン。型取りから整形・着色まで、この企画のために職人が約1ヶ月をかけて、2021年に甦えらせた渾身の作品となっています。
最初はこんな感じ。
まずは荒削り。
徐々に足の形に…。
サンドペーパーで形を整え、ツヤツヤに。
石膏型で型取り。
支えになる鉄板と足の前部分を樹脂でしっかり止める。樹脂が硬化して強度が確認できたら、足の後ろ部分を前部分と樹脂で合体、仕上げに入ります。
サンドペーパーで磨き、塗装。次に修正箇所やピンホールをポリパテで埋めて、硬化したら磨きます(これを何度か繰り返す)
ベースの色を塗装し、次にエアーブラシで下地の色をつけます。その後、筆と布で調子入れて、完成!
設置される水盤に運ばれた<あの足>水が貯まるのを待ってます。
水が貯まるのを待つこと数時間。ついにあのシーンが完成!
ぜひ、自分の目でこの名シーンをチェック。場所は、ところざわサクラタウン 「角川武蔵野ミュージアム」の水盤にて、12/6(月)までの期間限定設置となっております!
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