B級フード研究家・野島慎一郎の美味しかったカップ麺 月間ベスト5(2021年10月)

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カップ麺やスナック菓子、ファストフードなどのアレンジレシピを研究する“B級フード研究家”としても活動している、ノジーマこと野島慎一郎です。

いつもガジェット通信ではアレンジレシピを紹介する記事を中心に執筆していますが、普段から研究としてカップ麺をよく食べているので、1か月で食べたカップ麺のなかから個人的に美味しいと感じたカップ麺ベスト5をご紹介しています。

今回は2021年10月のランキングです。新旧問わずに美味しいと感じたものを選んだ個人的なランキングではありますが、皆さまのカップ麺選びの参考にしていただければ幸いです。

第5位:日清食品 カップヌードル 復刻版ブタホタテドリ

5位にはカップヌードル発売50周年を記念して、セブン-イレブン限定で復刻販売されている「カップヌードル 復刻版ブタホタテドリ」を選出しました。懐かしい~!!

1991年に発売されたブタホタテドリは定番商品以外を除くと平成で最も売れたカップヌードルとのこと。発売当時の僕はまだ小学生でしたが、確かにテレビCMがガンガン流れていた気がしますし、お小遣いで買って食べていた記憶があります。お湯を注ぐ前に乾燥豚肉をつまみ食いしたりしてたなあ。

とはいえ、さすがに味までは鮮明に覚えていないのですが、時代を超えて食べ直してみるとカップヌードルの長所をギュッと詰め込んだ一杯になっているのが印象的。具材がゴロゴロ入っていて、スープは何味なのか分別するのは難しいけど、豚、魚介、鶏の旨味が凝縮。平打ちの麺にすごくよく合う味付けに仕上がっています。

あと、復刻版といいながらもさりげなく令和仕様にアップグレードされているのもニクイところ。実はホタテっぽく見える具はただのかまぼこだったりするんですが、言われなきゃわからないくらいにはホタテ。食感だけでなくそれっぽい味もついています。

ホタテの現物を入れたら間違いなく量が少なくなるか、販売価格が跳ね上がってしまうでしょうけど、現物の代わりにホタテ風のかまぼこをゴロゴロ入れることで贅沢感がアップ。こういう技術も平成から令和に時代が変わって大幅に向上したんだなあと感じられる一杯ですね。

第4位:まるか食品 ペヤング きのこMAXやきそば

4位にはまるか食品の「ペヤング きのこMAXやきそば」を選びました。最近のペヤングは殺人級の辛さを誇る「獄激辛シリーズ」とか、明らかにおいしさを追求していない「アップルパイテイスト」とか、ネタに走りすぎていて個人的にはうんざりしてしまっていましたが、これはウマかった!

きのこMAXというだけあって、秋の味覚のきのこをたっぷり使用。しめじ、しいたけ、まいたけという素材をダシのきいた和風だれで味付けし、きのこの炊き込みご飯のような、はたまた和風きのこパスタのような味に仕上がっています。

そして松茸の香料もアクセントとして使用され、高級感も大幅アップ! 一般家庭でおなじみのきのこを食べているのに、ものすごく贅沢しているような気分になれます。

きのこをモリモリ食べられるカップ麺なんてこれまでなかったですし、きのこが好きな方にはたまらないカップ焼きそばですね。ネタ系のカップ焼きそばもいいですが、ぜひ正統派のペヤングもたくさん作ってほしいと改めて思いました。よろしくお願いしますよ、ほんと……!

第3位:日清食品 寿々㐂家 横浜家系豚骨醤油ラーメン

ファミリーマート限定で販売されている日清食品の「寿々㐂家(すずきや) 横浜家系豚骨醤油ラーメン」を3位に選びました。

家系ラーメンはすごく好きなんですけど、家系ラーメンのカップラーメンとなるとこれまで本当にドハマリする一杯には巡り会えずにいました。濃厚をうたっていても結局しょっぱさが強かったり、麺とスープの相性がイマイチだったり……。

でもこの「寿々㐂家 横浜家系豚骨醤油ラーメン」は、「ついにここまで来たか!」と感動できるクオリティに仕上がっていました。

かやくは家系ラーメンの定義とされるほうれん草、チャーシュー、焼き海苔をちゃんと使用しているんですが、ほうれん草は量が少なくてチャーシューは薄め。そこはマイナスポイントではあるんですが、その分ステータスを麺とスープに振り切ったのが伝わってくるんですよね。

スープは醤油のキレも強くて濃厚なのに、鶏油がきいていて口当たりがものすごくマイルド。ただ味を濃くしているのではなく、深みが感じられる味。まずこれが最高に素晴らしい。

そしてツルッとした食感のストレート麺自体もおいしいですし、スープがちゃんと麺に乗ってくる。このスープと麺のコンビネーションはこれまでの家系カップラーメンでは味わえなかった気がします。

残念ながら僕は「寿々㐂家」の実店舗のラーメンを食べたことがないので再現度の高さはわかりませんが、純粋にすごくよくできた家系カップラーメンだと思いました。

第2位:マルちゃん 大島×三ん寅 汁なし味噌ラーメン

TRYラーメン大賞で名店部門みそ殿堂入りを果たした「大島」と新人部門みそ1位に入賞した「三ん寅(さんとら)」がコラボした「汁なし味噌ラーメン」がマルちゃんから発売されています。こちらを2位に選びました。これも今まで食べてきた汁なし味噌ラーメンや味噌まぜそばのカップ麺のなかで、最も美味しいと感じたカップ麺かもしれません……!

「生麺ゆでてうまいまま製法」が採用されたノンフライ麺はツルツルのシコシコで、そこに味噌の液体スープがどっぷりと絡みつきます。そしてさらに粉末スープをまぶすのですが、この粉末スープがものすごくジャンク! 正体はほぼ生姜、にんにく、山椒の粉末で、液体スープをまとった麺にガッツリと付着し、インパクト抜群な味に変化します。

生麺に限りなく近づけた麺を使用しているのに、味付けはジャンクでカップ麺らしさを感じられるという独特のバランスがたまらない一杯。繊細な味噌ラーメンではなく、ガッツリ系でパンチのある味噌ラーメンが好きな方には刺さる味に仕上がっているのではないでしょうか。

第1位:みなさまのお墨付き たっぷり野菜 旨辛ラーメン

2021年10月の1位には全国に展開しているスーパーマーケット「西友」のプライベートブランド「みなさまのお墨付き」「たっぷり野菜 旨辛ラーメン」を選びました。「みなさまのお墨付き」はカップ麺にものすごく力を入れていて、価格は安いのにクオリティの高いカップ麺がたくさん出ているのですが、またすごいのが登場しましたよ。

「たっぷり野菜 旨辛ラーメン」は味噌と鶏白湯ベースのスープにラー油を垂らして食べるのですが、どちらかというと旨辛の”旨”のほうが強め。いわゆる激辛ラーメンのような味を期待していると拍子抜けしてしまうかもしれません。

ところが“野菜ラーメン”だと思って食べるとどうでしょう。なんとカップの中にはフリーズドライの野菜が封入されていて、キャベツを中心とした野菜がたっぷりと麺に絡みついてきます。カップラーメンを食べているのに野菜をモリモリ食べている感覚を味わえるのはすごいし、なによりカップ麺を食べるという罪悪感が薄れるのが最高!

これだけ野菜が入っているのでスープには野菜の旨味もたっぷりと溶け込みますし、麺はそこまで特徴のないフライ麺ではあるんですがスープとの相性はバッチリ。麺の量は70gと一般的な量なのですが、野菜が多いので満足度もかなり高いです。

それでいて販売価格は税込159円という圧倒的なコスパの良さ! 西友が近所にある人は本当に勝ち組ですね。すぐに完売してしまうことはないかと思いますが、数量限定商品となっているので、気になる方はぜひお早めにお試しください!

総評

以上、2021年10月の美味しかったカップ麺ベスト5でした。

今回は1位が西友限定、3位がファミマ限定、5位がセブン-イレブン限定と、販売店が限定されるカップ麺がたまたま多くランクインしました。最近は本当に店舗によってカップ麺売り場のラインナップが全然違うのですごいですね。商品数が多すぎて美味しいカップ麺を見つけ出すのも大変ですが、今後も皆さまのカップ麺選びの参考になるような情報をお届けしていけたらと思います。

次回は12月上旬頃に2021年11月のランキングを発表予定です。どうぞお楽しみに!

(執筆者: ノジーマ)

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