【RIZIN】浅倉カンナがスプリット判定負け 自身の「第3章」は波乱の幕開けに
ぴあアリーナMMで行われた総合格闘技イベント「RIZIN.31」にて、女子スペシャルワンマッチ(-49kg)で大島沙緒里(AACC)と対戦した浅倉カンナ(パラエストラ松戸)はまさかの1-2での判定負けを喫した。
およそ7ヶ月前に行われた、浜崎朱加とのスーパーアトム級タイトルマッチ。2度目の対戦となったが、スプリット判定の結果判定負け。またしても女王の座にあと一歩及ばなかった。
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大会直後は「またベルトを獲れなかった」と落ち込んだというが、いつまでも立ち止まっていてはいられない。「またここから上がっていけばいい」と、すぐに気持ちを立て直した。
「今はもうポジティブな気持ち。ずっと(浜崎戦で)負けて悔しいままなので、早く試合がしたいです」
自身が待ち焦がれていた再起戦。試合前今回のテーマとして「この期間の悔しさをぶつける」ことを挙げていた浅倉。
だが、柔道をバックボーンにもつ大島に1Rは序盤からペースを握られ、得意とされるグラウンドの展開に。2.3Rでは自身が磨きあげてきた打撃で反撃するものの、体勢下からの蹴り上げに苦戦し、仕留めることができず、終始相手にペースを握られる形となってしまった。
悔しさを晴らすことができなかった今大会。
試合後、浅倉は
「ん~結構キツイですね。キツイなって感じです」
と、言葉をふり絞りコメント。
今後の展望については
「また落ちてしまったので・・・。あとは上がるだけだなと思います」
と、時折言葉を詰まらせ、涙を拭いながら受け答えた。
波乱の幕開けとなった「浅倉カンナ第3章」のスタート。再起へ向け、またここから這い上がる。
今夏、日本中が熱狂した東京五輪のボクシング女子フライ級で銅メダルを獲得した並木月海と共に、浅倉カンナがオンライントークイベントに参加する。
WEBメディア「CoCoKARAnext」主催のオンライントークショー。競技面からプライベートまで、様々な「ガールズトーク」が繰り広げられる予定だ。詳細は同メディア公式サイトまで。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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