EVユーザーの不安を解消する「EV充電器マップ」が2021年度グッドデザイン賞を受賞!

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キワ・アート・アンド・デザイン株式会社の提供するサービス「EV充電器マップ」が、2021年度グッドデザイン賞を受賞。同サービスは、EV普及のボトルネック解消に貢献するサービスとして高く評価されています。

EVユーザーの「不安」を解消するツール

EVユーザーには常に「EV充電器」の問題が付きまとうもの。特に長距離ドライブをする前は、道中での充電器の場所を事前に把握しておかないと、立ち往生してしまうという可能性もあります。このような問題を解決するために、キワ・アート・アンド・デザイン社は「EV充電器マップ」をリリースしました。

「EV充電器マップ」は、電気自動車(EV)ユーザーが、自身の周辺や目的地までの経路上の充電器情報(位置 / 名称 / 普通・急速充電種類 / 利用時間)を素早く検索できるWebサービス。A地点からB地点までのルート上にあるEV充電器を、地図上でマッピングすることが可能です。

ルート上で走行するEVの電池残量をグラデーションで表示し、電池がなくなるタイミングや「どの場所で充電したら効率的か」といったプランを立てることも簡単にできます。つまり、目的地までの経路上の充電器情報を表示することで、「途中に充電不足に陥る不安」を払拭することができるというわけです。

ユーザーが直感的に理解できるデザイン

「EV充電器マップ」の特徴は機能面だけではありません。普通充電と急速充電の違いを簡易なアイコンで表現することや、残充電量を数値ではなくグラデーションで表現することで、ユーザーが直感的に情報を認識できるようなデザインを採用。

同社担当者は「ローンチ後の独自アンケートの結果ではグラデーション表示への好感が高く、直感性を意識したデザインがユーザーにも伝わっていることを確認することができました」と話しています。

そんな「EV充電器マップ」が、日本デザイン振興会主催の2021年度グッドデザイン賞を受賞しました。審査委員は「EV車ユーザーの本当に欲しい情報(=経路上の充電器情報と残充電予測)に対して設計された点が評価された。(中略)ユーザーに対してどのような強みや価値を提供し、サービスとしてどのように発展するのかなど、今後の展開にも期待したい」とコメントしています。

今後もキワ・アート・アンド・デザイン社は、EVを含めたあらゆるモビリティや移動の選択肢、「自分にぴったりのモビリティを利用する未来」の実現に向けた貢献を目指すとしています。

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2021年度グッドデザイン賞

(文・Takeuchi)

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