Alexa対応の家庭用見守りロボット「Astro」やタッチ対応プロジェクター内蔵ビデオ通話デバイス「Amazon Glow」など Amazonの新デバイス発表まとめ
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Amazonは米国時間9月28日、米国本社でAmazonデバイス&サービス事業部門の新製品・サービス発表会を開催しました。このうち、日本ではスマートディスプレイ「Echo Show 15」の販売が決定していますが、その他の国内での提供は未定となっている新製品をまとめてご紹介します。
Amazonが壁掛けやスタンドで使える大画面スマートディスプレイ「Echo Show 15」を発表 国内でも2万9980円で販売を予定
https://getnews.jp/archives/3123313
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Amazonのイノベーションをいち早く届ける招待制のプログラム「Day 1 Editions」対象製品として発表されたのが、Alexa対応の家庭用見守りロボット「Astro」。米国で999ドルで販売を予定しています。
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自律走行しながら自宅をモニタリングするロボット。ユーザーは外出先から部屋の様子をライブビューで確認したり、上下に伸縮する潜望鏡カメラから机の上などを確認することもできます。自宅内で立ち入り禁止のゾーンを設定したり、人とAstroの距離を設定することも可能。
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Alexaに話しかけて音楽を再生したり、ビデオ通話に利用することも可能。
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Astro独自のパーソナリティを持ち、ディスプレイに表示される顔の表情やサウンドで、生き生きとしたアクションを見せてくれます。発表会のステージに登場した模様は動画でチェックしてみてください。
Amazon’s Devices & Services Event in 60 Seconds
https://youtu.be/nOYctKrANxQ
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子供が離れて住む祖父母や家族とつながるためのデバイスとして発表されたのが「Amazon Glow」。8インチのディスプレイと広角カメラでビデオ通話ができるだけでなく、内蔵するタッチ対応のプロジェクターで手元に画面を表示して、通話相手と一緒にパズルやゲーム、読書などを楽しむことができるユニークなデバイスです。米国ではアーリーアクセス版が249.99ドルで、年末に販売を予定しています。
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日本では未発売ですが米国で昨年発売されたリストバンド型活動量計「Amazon Halo」シリーズに、AMOLEDカラーディスプレイを搭載した「Amazon Hale View」を発表。心拍数や歩数、睡眠スコア、血中酸素濃度、ワークアウトの記録など健康情報をリストバンド上で確認が可能になります。販売価格は79.99ドル。
サブスクリプションサービスの「Haloメンバーシップ」には、筋力トレーニングや有酸素運動、ヨガ、ウェルネス、アウトドアなど様々な体力レベルに応じたワークアウト用コンテンツを提供する「Halo Fitness」、ヘルシーな食事メニューのレシピを提供して健康的な食生活をサポートする「Halo Nutrition」の提供も併せて発表されています。
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サービスでは、離れて暮らす高齢の家族を見守ったりアクティビティを確認できる他、家族の家にあるAlexa搭載デバイスを遠隔操作するリモートアシスト機能、24時間365日利用可能な緊急対応ヘルプラインが利用できる新サービス「Alexa Together」の提供を発表しました。
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ホームセキュリティ製品の「Ring」では、不審者の侵入や洪水、火災などの脅威から自宅を守る「Ring Alarm Pro」、「Blink」シリーズの監視カメラやビデオドアベルなどが発表されましたが、気になったのは室内を監視するカメラの「Always Home Cam」。小型ドローンが家の中を巡回して、ドローンに搭載したカメラのライブビューを外出先から確認することができます。こちらも米国でDay1 Editionsとして提供を予定しています。
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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