十束おとはが『リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』を語る! 「推しが現世に現れている感覚」「知らない人にこそ!」

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現在大ヒット上映中の映画『リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』は『テニスの王子様』と『新テニスの王子様』の間の「空白の3か月」を原作者・許斐剛先生自らストーリーを紡いだ作品です。

公開直後から、様々な感想がネット上を賑わせている本作。ガジェット通信でも「テニプリ」ファンによるクロスレビューをご紹介させていただきましたが、(https://getnews.jp/archives/3111428 [リンク]
今回は、同じく「テニプリ」ファンである、4人組グループ「フィロソフィーのダンス」の十束おとはさんに作品の感想や「テニプリ」の魅力についてお伺いました!

お話を聞いたのは、映画公開前なのでネタバレなしのインタビューです。試写をご覧になった後ホヤホヤのおとはさんの興奮をお届けします!

※記事の最後に、映画のラストシーンに触れるコメントがございます。その前には<ネタバレ注意>の旨を記しておりますので、ご了承ください※

ーー試写をご覧になっていただいた後に感想を伺えることが嬉しいです! まずはご覧になって率直な感想はいかがですか?

十束おとは(以下、おとは):最高に面白かったです!! まず「想像を超えてきたな」っていうのがいちばんの感想ですね。予想の斜め上を行きました(笑)。
テニプリの世界観が本当に存分に発揮されている映画だなと思いました。テニプリのカッコいいし、熱いんだけど、笑えるっていう独自のテンポ(笑)が凄く好きで。その素晴らしい部分がつまっている作品だなと思いました。

3DCGのアニメーションも迫力があって、特にテニスをしているときのボールの描写が「許斐先生は、こういう風に描きたかったんだ」っていう細かいところまで知ることができて。そして、私としては、3DCGアニメーションになったことによって、キャラクターが二次元から三次元にきたような感じがしていて。推しが現世に現れている感覚(笑)ついにこちら側に?!っていう。

ーーあちらが次元の壁を超えてきたという!

おとは:一人ずつの表情が全然違っていて。キャラクターに合っているんですよね。キャラクターが本当に踊っている感じで。私もダンスをやるんですけど、“スタンス”( ダンスでの両足の開き具合の事)が違ったりするんですよ。ラップをするキャラだったら、ちゃんとスタンスを下に持って行ってダンスしたりとか。その辺のリアリティもすごくあって感動しました。

ーーなるほど、ダンスをされているからこその視点ですね。すごく細かく描写されていて。

おとは:許斐先生も監督さんも、やっぱりキャラ一人一人に愛があるからなのかなと思って。足の筋肉の描き方もすごくカッコ良かったです。

ーー映画オリジナルキャラクターはいかがでしたか?

おとは:エメラルド様、カッコいい!と思って! 今までのテニプリとは別系統のキャラクターというか、新鮮だなと思いました。そしてテニススタイルが本当にテニプリ!(笑) 予告編でも一瞬エメラルド様のテニス姿が出てきますが、あれは決めポーズくらいだと思っていて…。あ!そうくるんだ、と思いました(笑)。

リョーマとエメラルドのデュエット…皆川純子さんと朴璐美さんのデュエットの「DANGER GAME」は全世界、全国民が聴きたかった…! あの曲調で、試合中に曲が流れて、お互いの正義のために戦うっていうのが本当に素敵だったなと思って。DVDとかブルーレイが出たら真っ先に買って、真っ先に何百回も再生したいなと思うくらい良い曲でした。

ーーテニプリは曲がやっぱり最高ですよね!

おとは:そうなんですよね! ラップしながらテニスをしたりするっていうのが、テニプリの魅力で(笑)普通だったら、そこで「え?!」って思うじゃないですか。テニプリは置いていかないんですよ。「うんうん、ラップしながらテニスするよね」っていう空気感に持って行きつつ、実際に「RAP FESTIVAL」ではリョーマくんがリリックを返すところが、めちゃめちゃカッコ良くて。本当にお上手で、キュンとしました。

ーー他に注目したポイントはありますか?

おとは:ポニーテールがすごく好きなので南次郎の髪型、最高に良い! ヒゲの描写がいいですね。濃すぎず、薄すぎず主張する3Dのヒゲ。あれだけでも、白米食べられます(笑)。

ーー本作は<Decide>と<Glory>の2タイプ上映がありますが、それも面白いですよね。

おとは:素晴らしかったです。1種類だけではなくて2種類を観て初めて、物語が完結すると思いました。物語が動いていく展開は変わらないけど、変わるシーンによって受けた印象が違ったので、そこに注目して是非2タイプ見ていただきたいなと。

ーーおっしゃるとおり、リョーマの気持ちの変化も違って感じられて。

おとは:本当にそれぞれのキャラクターの魅力が出ている部分だなと思っていて。テニプリって“推しを見つける”作品の元祖だと思っていて。私が二次元を好きになって最初に推しができて応援する気持ちが芽生えたのって「テニスの王子様」だったんですよ。なので、各キャラクターの良いところが見られる重要なシーンだなと思って感動しました。

ーーそして…『シアター☆テニフェスpetit!』(「テニプリ」キャラクターソングの人気曲メドレー)いかがでしたか!

おとは:<Decide>は各キャラがフィーチャーされているんですけど、<Glory>は中学やユニットごとにフィーチャーされている描写が多くて、個人推しも学校推しも分かる、「テニプリっていいな」って気持ちでいっぱいで。個人的に嬉しかったのは「チャームポイントは泣きボクロ」を令和に歌ってくれたこと(笑)!

そして「恋の激ダサ絶頂(エクスタシー)!」。推しの不二(周助)くんが歌っているので。まさか、これがチョイスされると思ってなくて、試写室でぎゃあ!!!!って叫びたかったのですが、グッとこらえて。ちょっと危なかったんですよ。推しの曲が出た時に一瞬、眩暈みたいな。自分の好きな曲って、ずっと昔の曲でも今でもスマホに入っているし、よく聴きますし、それが大きなスクリーンの音響で聴けるなんて。思い出がたくさん蘇ってきて…なんとも言えない気持ちになります。

「テニスの王子様」はキャラクターが何十人も出てくる漫画なのにパッと出てきた時に、「このキャラは、こういう性格で、こうだったなあ」っていうのを思い出させるような特徴もとらえていて…そして顔が美しい!

【動画】Love Festival / テニプリオールスターズ (『新生劇場版リョーマ!』 【シアター☆テニフェスpetit!】より)
https://www.youtube.com/watch?v=nTWdgt2n1xo

ーー当たり前すぎる感想ですけど、絵が上手すぎる!

おとは:そうなんです! みんなカッコよすぎる。この映画は、これまでテニプリを見たことない人に見てもらいたいなって本当に思っていて。今って色々なコンテンツが出てきて「推しを見つける文化」って昔よりも出てきていると思うんですよ。痛バッグとか、髪の毛を推しの色にしたりとか。そういうのが好きな子が、今テニプリを見たら絶対に好きなキャラが見つかると思うんです。

一回に何十人も出てきちゃうとキャパオーバーを起こしちゃいがちですが、今回の映画は良い意味で最小限の人数にスポットライトが当たっているので。本作に出てくるキャラクターを覚えてもらって原作の漫画とかアニメを見ると、「え、この中学に私の推しが眠っていた?」ってなると思うので、入り口としても良い作品だと思います。そして最後の「シアター☆テニフェスpetit!」で推し曲を見つけてほしいです。そして他の曲も聴いて……今回は選ばれなかったんですけど、私は不二くんと河村隆くんのユニット・茄子の『一富士、二タカ、三茄子』大好きなんです!

テニプリ愛を語る!「推しについて」「大人になるとちょっと感想が変わりますね」

ーーおとはさんは不二さん推しということですが。最初から“推し変”していないそうですね?

おとは:私はずっと青学を応援していて、不二くんと菊丸(英二)くんが好きだって言うのを言い続けているので今更、変えられないほど染み付いちゃっているんですけど(笑)。

私が思春期の時の憧れの先輩像が不二さんで。多くは語らなくて、いつも笑顔だけど、いざという時に「めっちゃ強え!」っていう。本当に女の子の憧れが詰まっているのが不二くんだと思っています。菊丸くんは漫画には絶対に必要なヤンチャな可愛いキャラなんですけど、一人でダブルスをしたっていう(笑)。

ーー分身ですね!!

おとは:原作を知らない方は是非、読んでいただきたいんですけど(笑)あそこでもう虜に。
大人になってか読むと、またちょっと違いますね。昔はリョーマくんのことを、同じくらいの年齢だったので「なんだ?この生意気なヤツは!」って思っていたんですけど。でも、今見るとめちゃめちゃ可愛くて。そして、跡部(景吾)様!昔からやっぱり跡部様には本当にキュンとしていたんですけど、大人になってから見ると、めちゃくちゃカッコよくて(笑)。3Dであの姿を見られるなんて…いくら払えばいいんですか?!っていう感じですよね(笑)。

ーーハッピーメディアクリエイター時々漫画家の許斐先生と、アイドルのおとはさん。ジャンルは違えど同じエンタテイナーとして、許斐先生はどんな存在ですか?

おとは:ええ…っ! もう偉大な存在すぎて何も言えないのですが。今回も劇中歌新曲の全曲を作詞作曲されていて、その多才さにビックリというか。キャラクターを頭の中で構成して実現させて、そこから作詞して作曲して、一人で物語の世界観を作り上げるという意味で…もう常人の考えられるところには及ばない存在だなって思っていて。

あとは、主人公だけじゃなくて他のキャラの魅力を引き出すのが、とっても卓越した先生だなと思っていて。テニプリって平等にキャラのファンがいるところがすごいところだなと思っています。そして、奇抜でありながら読者・観客を引かせないテニス。言葉に出すと意味がわからないけど、漫画の描写にするとカッコよくて飲み込めるって言う、そのマジックみたいなものをお持ちだなと思っていて。本当にすごいですよね。

ーー許斐先生の愛情がたっぷりつまっていて、軸がブレていないというか。

おとは:テニプリって、ミュージカルもやっているし、実写の映画もやったし、様々な表現をしてますけど、「これ微妙だったな」って言う作品が私的にはなくて。今でいう2.5次元のミュージカルを初めて観たのもテニミュで。そこで衝撃を受けて、もっと原作が好きになって…っていう。全方位を愛せるコンテンツですよね。そして、この映画はその中でも今までで一番新しい、意外な線をいったなと思いました。2次元だと思っていたキャラクターが3Dに!令和になるとあっちから近づいてきてくれることがあるんだなって。大げさじゃなく「生きててよかったな!」って。

ーー改めて、テニプリの魅力って何だと思いますか?

おとは:たくさんあるのですが、こんなに時が経っても、こんなに飽きさせないでいさせてくれるコンテンツって、なかなか無いと思うんですよ。今回も映画を観させてもらって、帰って原作を読み返そうとか、帰りの電車でキャラソン聴こうという気持ちにさせてくれるコンテンツってすごいなと改めて思います。

ーーテニプリのファンって幸せだなと思いつつ、テニプリのファンの方もTwitterなどでの反応が温かくて素敵だなと思います。

おとは:本当にそうですよね。私も他のファンの方の「リョーマ」の感想をTwitterで見ようと思っていて。もう顔は知らなくても好きなものが同じというだけで同志、仲間じゃないですか。その仲間たちが、どう感じたのか気になるし、今まで観てこなかった人たちが、どんな感想を抱くのかっていうのも楽しみです。

ーー今日は本当におとはさんのテニプリ愛を聞けて楽しかったです。映画もたくさんの方に観ていただきたいですね!

おとは:本当にそうです! 一番言いたいのが、今まで観てこなかった人に見て欲しいということなんです。これは本当に一番言いたくて。映画に全部が詰まってるんですよ、「テニスの王子様」の魅力が。「キャラソンがとにかく良い」ってことも私が伝えたいことだったんですけど、私が言わなくてもエンドロール後に伝わると思うので!! 

<ここからは、映画のネタバレを含みます。まだご覧になっていない方、知りたくない方はお気をつけください> 

ーー好きなシーンを教えてください。

おとは:今回はリョーマくんが一人でアメリカに来て、タイプスリップして…というストーリーの中で、いつもは仲間たちがいる中で物語が進んでいくんですけど、今回は親子の関係にフィーチャーしていますよね。リョーマくんが南次郎のルーツを知れたっていうところが今回一番良かったなと思うところで。

それに紐づいて私が好きなのは、最後に親子でテニスをするシーンあるじゃないですか。あそこ本当にグッと来ますよね!そもそも打ち合ったボールが花火になるの?!っていう面白さもあるのですが(笑)。花火みたいになって、「わあ!綺麗!」って、みんな見てるけど(笑)。そういう面白いところまでがテニプリだと思っていて。「え、そうくるの?」「なんでそうなるの?」っていう箇所が劇中だけで30個くらいあったので。本当に大好きです。

『リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』
 大ヒット上映中!

<公開形態>
リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様~Decide~
リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様~Glory~

原作・製作総指揮:許斐 剛
原作:許斐 剛 「テニスの王子様」(集英社 ジャンプ コミックス刊)
「新テニスの王子様」(集英社「ジャンプSQ.」連載)
監督:神志那弘志 脚本:秦 建日子 劇中歌全作詞作曲:許斐 剛
CG スーパーバイザー:菱川パトリシア
アニメーションディレクター:由水 桂 CGディレクター:山田桃子 システムディレクター:城戸孝夫
エグゼクティブCGプロデューサー:千田 斎
音響監督:高寺たけし 音楽:津田ケイ 音楽プロデューサー:松井伸太郎
3DCG制作:The Monk Studios/株式会社ケイカ 協力:スタジオKAI
総合プロデューサー:依田 巽 プロデューサー:新井修平
制作・配給:ギャガ 製作:新生劇場版テニスの王子様製作委員会
<キャスト>
越前リョーマ:皆川純子
越前南次郎:松山鷹志
竜崎桜乃:高橋美佳子
エメラルド:朴 璐美
ウルフ:杉田智和
ブー:武内駿輔
フー:竹内良太
アダム・アンダーソン:山路和弘
クリス・バークマン:奈良 徹
ベイカー:楠見尚己
ウェズリー・ヴォーン:伊藤健太郎
<Decide>
手塚国光:置鮎龍太郎
幸村精市:永井幸子
<Glory>
跡部景吾:諏訪部順一
白石蔵ノ介:細谷佳正
公式サイト:gaga.ne.jp/RYOMA_MOVIE/[リンク]
公式Twitter:@ryoma3dtenipuri
(C)許斐 剛/集英社 (C)新生劇場版テニスの王子様製作委員会

◆十束おとは◆
生まれたときからオタク!自作PC大好きゲーマーアイドル
出身地:神奈川県
好きな食べ物:生うに、和食
趣味:読書(小説から漫画まで)、映画・アニメ鑑賞、着物を着ること
好きなゲーム:クラッシュロワイヤル、リーグ・オブ・レジェンド、APEX、
ポケモンシリーズなどの有名所から死にゲー、ギャルゲ(美少女ゲーム)まで幅広くプレイ。
特にリーグ・オブ・レジェンドでは2020年にインフルエンサー大会で優勝する実力を持つ。

ゲーム、漫画、アニメ、自作PCをこよなく愛し、独特の電波アニメ声でグループのサウンドにスパイスを加える。2021年4月にはプロゲーミングチーム「魚群」に所属。mildomでは日々ゲーム実況の配信を行い、他にゲームイベントでのMCも多く経験している。
メンバーの中で唯一大学を卒業し、一度は就職した経験を持つ。そこから紆余曲折あり引きこもっていたが、格闘ゲームの応援団のオーディションをきっかけに芸能界入り、フィロソフィーのダンス加入という人生のターニングポイントを迎えた。

https://twitter.com/ttk_philosophy [リンク]
https://www.instagram.com/otohasu/ [リンク]

撮影:山口真由子

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藤本エリ

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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