血中アルコール度数0.05%に保つと仕事がはかどるとな?! 分裂しながら映画『アナザーラウンド』のシーンを検証してみた

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第93回アカデミー賞<国際映画賞>受賞作『アナザーラウンド』が9月3日(金)に全国ロードショーとなります。

主演は“北欧の至宝”ことマッツ・ミケルセン、『偽りなきもの』(2012)に続いてトマス・ヴィンターベア監督とのタッグになります。

血中アルコール濃度0.05%にするとすべてうまくいく?

本作のメインテーマはずばり、アルコール。

「血中アルコール濃度を0.05%に保てば、体にやる気と自信がみなぎり人生が向上する」という理論を、冴えない高校教師たちが実証するという一見、破天荒なストーリーが展開されます。(けれども、大真面目です)

<あらすじ>
冴えない高校教師マーティン(マッツ・ミケルセン)とその同僚3人は、ノルウェー人哲学者の理論を証明するため、仕事中にある一定量の酒を飲み、常に酔った状態を保つというとんでもない実験に取り組む。
すると、これまで惰性でやり過ごしていた授業も活気に満ち、生徒たちとの関係性も良好になっていく。同僚たちもゆっくりと確実に人生が良い方向に向かっていくのだが、実験が進むにつれだんだんと制御不能になり…。

予告編動画
https://youtu.be/QGhNfbXpjj8

マッツみたいに飲みながら仕事、試してみよう!

『アナザーラウンド』作中では美しきマッツたちによって“検証”していく様子が描かれています。この検証だけだったら僕らでもできそう。

しかしながら現在(検証時点2021年8月)はコロナ禍に見舞われ緊急事態宣言下の日本です。大勢での飲酒はもってのほか。
そこで今回は筆者(オサダ)が一人で飲酒しながら仕事をして、作中のマッツ達の気分をシミュレートしてみたいと思います。

実験場所は会社の会議室。広々とした机でノートパソコンを広げつつ作業開始。手元には缶ビール! チェイサー替わりのノンアルビールもばっちり準備OKです!

「いやー、困っちゃうなあ。本当に仕事できるのかなぁ(笑)」
会社の会議室でプシュッとビールを開けて、一口グビリ。

いつもの一口目より、更に美味しく感じるのは気のせいですかね?

いやぁー良い検証。本当に良い検証。

この検証、『アナザーラウンド』が公開されている間、ずっと続けるとかどうですかね。えへへ。グビリ。

……うん、なんだか少し“入って”いたほうがなんだか調子がいい気がするね。気分も少しアガってきたよ。作中でも描写されていたけれども、このほろ酔い状態をキープし続けたら、本当に人生がうまくいきそうな気がしてきましたよ。

「ヘミングウェイだって数々の名作を執筆するときには酒を飲みながらだったんだ」心地よさに加えてそんなこと聞いちゃったら、明日の飲む理由になってしまいそう!

なお“血中アルコール濃度0.05%”は、ワインで言うとグラス1~2杯らしいです。ビールならどのくらいかなあ、いい感じだなあ、なーんて思っているうちに、周囲がだんだんにぎやかになってきました。

僕一人だったはずだけどなにやら増えてきましたね。アルコールは万能だなあ。

飲めばもっと効率が上がるような気がしてくるもんだから、ペースもイイ感じに上がってきました。いいぞいいぞ。

そうこうしているうちに、気付けば、会議室の中は大宴会。でも大丈夫。全部自分だから密じゃない! 「今、何杯目だっけなあ」とか思うけど、他の自分が「まあまあまあまあ、そんなことよりもう一杯」と……。

今考えると、この時点で絶対“0.05%”ではないですね。

見どころも分裂以上にたくさんです

せっかくなので分裂オサダたちに『アナザーラウンド』の感想や見どころについて聞いてみました。

・高校生が飲酒するデンマーク文化が新鮮(※デンマークでのアルコール購入は16歳または18歳からOK。度数や飲む場所により異なります)
・酒飲みあるあるが笑える
・酒飲みあるあるが自分を見ているようで、時々心がキュっとした
・酒飲んでるときの仲間との一体感の描写すごい
・悪乗りしてるときの描写もすごい(笑)必見
・コロナ前の飲酒風景みたいで懐かしい
・マッツ先輩の色気すごい
・完全に酒が悪!って描いてないのもよかった
・マッツ先輩が美しすぎる酔っ払い
・ラストまで含めた物語の含蓄すごい
・ラストマッツは最高すぎた。見惚れた
・誰もが心に抱える「ダメな酒飲みのあるある」が随所にちりばめられていて、笑えるけど自分のことを思い出して泣いた
・お酒と人のいろんな面が描かれている

分裂たち、わりとちゃんと答えてくれました。

作中の印象的なシーンも、分裂オサダたちで再現してみました。しかしこれ、ただの悪夢かな!

分裂たちが絶賛していたマッツ先輩のポスタービジュアルはこちら。

せっかくなので、分裂たちと一緒に撮った写真もそれっぽくしてみました。ひどいね、全然違う。

気が付けば分裂オサダたちは霧散し、会議室で僕一人。仕事しながら0.05%保つのは、なかなか難しそうです……。

でも、スクリーンの中で飲酒している様子を観る分にはちっとも問題なさそう。観るとちょっとひっかけたくなりますがね!

お酒の側から人生を描いた『アナザーラウンド』、良き酔いのようにうねる展開が心地よい映画ですので、ぜひ劇場でお楽しみください。

©2020 Zentropa Entertainments3 ApS, Zentropa Sweden AB, Topkapi Films B.V. & Zentropa Netherlands B.V. 

『アナザーラウンド』
9月3日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国公開
配給:クロックワークス
スタッフ・キャストクレジット:
出演:マッツ・ミケルセン、トマス・ボー・ラーセン、マグナス・ミラン、ラース・ランゼ、マリア・ボネヴィー 
監督:トマス・ヴィンターベア

2020年/デンマーク/スクリーンサイズ1:2.0/DCP5.1ch/117分/英題:ANOTHER ROUND/PG-12 

HP:anotherround-movie.com
Twitter&instagram:@KlockworxInfo

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オサダコウジ

慢性的に予備校生の出で立ち。 写真撮影、被写体(スチル・動画)、取材などできる限りなんでも体張る系。 アビリティ「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」 「寒い場所で耐える」「怖い場所で驚かされる」 好きなもの: 料理、昔ゲームの音、手作りアニメ、昭和、木の実、卵

TwitterID: wosa

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