「石ノ森章太郎先生から受け継がれているメッセージを代弁している作品」『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』内藤秀一郎×駒木根葵汰×鈴木福 撮り下ろしインタビュー

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仮面ライダー50周年×スーパー戦隊45作品記念映画『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』が大ヒット上映中! 神山飛羽真/仮面ライダーセイバー役の内藤秀一郎さん、五色田 介人/ゼンカイザー役の駒木根葵汰さん、本作に石ノ森章太郎役で出演する鈴木福さんの撮り下ろしインタビューをお届けします。インタビュー動画もあるのでお見逃しなく!

これまで、昭和・平成・令和と移り変わる時代に合わせ、人々の憧れとなり、夢や勇気、希望、そして正義の心を伝えてきた「仮面ライダーシリーズ」と「スーパー戦隊シリーズ」。1971年4月3日に放送開始した『仮面ライダー』から50年。「仮面ライダーシリーズ」は生誕50周年という記念イヤーを迎えます。

そして、「仮面ライダーシリーズ」と共に歩んできた「スーパー戦隊シリーズ」も1975年4月5日より放送開始した第1作目となる『秘密戦隊ゴレンジャー』の放送から今年の『機界戦隊ゼンカイジャー』で45作品目。子供から大人まで共に時を刻んだ2大ヒーローが2021年、ついにWアニバーサリーを迎えました。

そんな超特別なWアニバーサリー作品として「仮面ライダー」・「スーパー戦隊」のシリーズの垣根を超えて共闘する『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』が、ただ今、全国劇場にて大ヒット公開中です!

神山飛羽真/仮面ライダーセイバー役の内藤秀一郎さん、五色田 介人/ゼンカイザー役の駒木根葵汰さん、そして本作に石ノ森章太郎として出演している鈴木福さんにお話を伺いました。

インタビュー前半では、大の特撮ファンとして知られる鈴木福さんにインタビュアーになってもらい、撮影エピソードを聞きだしていただきました!

約12時間かけたワンカット撮影シーン!

鈴木:今回の劇場版の見どころや撮影中のエピソードで面白かったことはありますか?

内藤:セイバーの世界、ゼンカイジャーの世界、そしてもう1つ現実の世界があるんです。その現実の世界のシーンが台本では5、6ページあったんですけど、それをワンカットで撮って。しかも、約12時間32テイクくらいかけて撮ったので、あのときのみんなの集中力は凄かった! その熱量などが詰まっているので、そこが個人的には見どころです。

駒木根:僕もそのシーンを見て緊張感がひしひしと伝わってきました。このワンカットの話を知った上で観ていたから、僕自身もすごく緊張しながら見たので、「ああ、これが監督の伝えたかったことなのか」と思いました。やっぱりカットを割らないことで倍増して伝わってきたというか、あのシーンは言っている意味がすごくわかりました。

僕が撮影していて面白かったのが、西遊記の世界で倫太郎とイマジンたちとデンライナーに乗ったときのシーンです。僕のキャラクター的にデンライナーの中を「ワー!」と走り回るんですけど、そうしたら倫太郎が「俺どうすればいいかな……」と戸惑っていて(笑)。自分だけ走り回っている介人を、倫太郎がすごいちゃんと受け止めてくれて、「ごめんなさい(笑)」と思いました。

鈴木:そのギャップは面白かったですよね。イマジンたちとの相性がすごく良いじゃないですか。

駒木根:それもあるし、デンライナーのシーンは結構アドリブが多くて、しかもみんな結構リハーサルのときと違う動きをしていたり。僕はそういうのに慣れているから好き勝手に動いちゃったんですけど、終わった後に周りの人には「ごめんなさい」と申し訳ない気持ちでいっぱいになりました(笑)。でもそこは撮影してて面白かったですね。介人とイマジンの混じり合い方という部分も皆さんに見てほしいです。

内藤:あそこはテンションが上がった! デンライナーに憧れていたから、カタカタカタッて出てきたときに、「これに乗るの!?」と思って、本当にめちゃくちゃ羨ましかった。

鈴木:実は僕も居たんですよ。

駒木根:そう! 好きだから来たんだよね!

鈴木:「見に行っていいよ」と言われたから行って、あの中で写真を撮らせてもらって(笑)。あのシーンは観ていて本当にほんわかしていて、楽しそうな感じが画面から伝わってきました。

鈴木:あと、僕はやっぱり2人の変身シーンを生で見られたことがすごく嬉しかったですね。

駒木根:福くんは僕らが劇中で使っている変身アイテムを全部自分で試していて(笑)。

鈴木:「いいよ~」と渡してくれるから借りて(笑)。

内藤:持って欲しくなるもん。だって、渡した瞬間に目がキラッキラして。「僕のも!僕のも!」って渡してたよね(笑)。

鈴木:聖剣とかも1つ1つ重さが違ったり。

内藤:本物の剣は重かったでしょ?

鈴木:重かった! 本物を触れたりしたことが楽しかったです。変身ポーズもやらせてもらいました。

駒木根:意外と簡単にやっていて。僕は最初はギアを入れるのが難しかったんですけど、そこも1発で出来ていて。素質は僕よりあります!

駒木根葵汰 幼少期の何かを守りたい気持ちが「僕は今のヒーローに繋がっているのかな」

――これまでのシリーズの思い出や好きなシリーズを教えてください。

内藤:僕は『仮面ライダー電王』ですね。子供の頃一番観ていたというのもあって、今回デンライナーが出てきたときは、本当に興奮しましたね! 自分たちがやっている作品にあのレールを敷かれたのは、最高に興奮しました。

駒木根:僕は『仮面ライダー龍騎』や『仮面ライダー555』が世代で大好きなので、今回の現場でライダーが全員集まったのを見たときには「来た!!!」って鳥肌が立ちました。

内藤:なるよね(笑)。

駒木根:しかも、実は僕一番近いところで見させてもらって、本当に嬉しかったです。Wアニバーサリーならではの出来事でしたね。

鈴木:僕は『仮面ライダー電王』から見始めて、スーパー戦隊も『獣拳戦隊ゲキレンジャー』からずっと観ているから、どっちも集まっている本当に僕が最高潮になれる現場でした。一番というのも決められないくらい、みんなすごく好きなので、本当に嬉しかったです。

個人的には、仮面ライダー1号が新1号じゃなくて旧1号だったり、「仮面ライダーシン」がいたり(笑)。自分がなかなか会おうと思っても会えない、表に出てこないキャラクターたちも出てきていたから。

駒木根:本当にあそこの現場の福くんを皆さんに見てほしい! ずっとカメラを向けて撮っていて。

鈴木:「撮っていいよ!」と言ってくれたので、動画や写真を撮らせてもらったり、ずっと目で追っていました(笑)。

駒木根:ずーっと立ちっぱなしで見てる。

鈴木:あの現場で3回くらいしか座らなかった気がする(笑)。

内藤:あれ?福くんは?と思ったら、ライダーかスーパー戦隊の近くにいたもんね(笑)。

鈴木:スーツアクターさんやスタッフさんともお話させてもらったりもしました。

――では、皆さんのヒーローにまつわるエピソードがあれば教えてください。

内藤:僕は小さいときに『仮面ライダー555』の映画を観に行ったことがあって、泣いた記憶がある。怖かったの(笑)。

駒木根:感動ではなく(笑)。

内藤:いや、怖くて泣いちゃって(笑)。観ていて苦しかったんだと思うんだよね、怖かったし。それを田﨑竜太監督に話したら、「それ、俺が撮ったやつ」と言われて。こんな巡り合わせある!?と思って、今回の『スーパーヒーロー戦記』も田﨑監督に撮ってもらったのですごく縁を感じました。

鈴木:僕もそれで言うと、デンライナーからバイクが出てくるという仕組みを作ったのが田﨑監督らしくて。僕はオープニングのそのシーンが今でも初めて見たときの記憶が思い出せるくらい、すごく鮮明に残っているんです。それを作られた田﨑監督だったりとか、白倉 伸一郎プロデューサーや武部直美プロデューサーだったり、これまで作ってらっしゃった方々に撮っていただけるということや、特撮作品に出れたことが本当に思い出深いですね。

駒木根:僕はヒーローにまつわる話というか、自分の大切なものは自分で守らなきゃいけないんだ、と思ったエピソードがあって。『仮面ライダーアギト』に登場する仮面ライダーギルスのおもちゃを当時持っていたんです。僕は小さい頃はおとなしい子で、家にお姉ちゃんの友達とかが来ているときも、部屋の隅っこで1人で遊んでいるような子だったんです。ある日そのおもちゃで「ブーブー!」っていつものように遊んでたら、お姉ちゃんの友達がバンッと勢いよく開けたドアがギルスにぶつかって、壊れて動かなくなっちゃって。そのときに、「あ、自分の大切なものは自分で守らないといけないんだな」と思って。

内藤・鈴木:(笑)。

駒木根:それから、自分の身の回りの人もしっかり大切にしよう、とか、人の物は壊さないようにしよう、と思って。その何かを守りたい気持ちが、僕は今のヒーローに繋がっているのかなと(笑)。

内藤:子供の頃にその気持ちを感じられるのすごいね。

鈴木:でも確かに大事な気持ちですよね。

本郷猛のセリフにすべてが詰まっていた

――今回、スーパーヒーロー誕生の秘密を知った感想を教えてください。

内藤:最初にびっくりしたのが、正義のヒーローじゃなくて、悪のヒーローを描きたかった、という真実を知ったときは、これだけカッコいい正義のヒーローたちを作っている人なので、最初に悪のヒーローを描きたかったんだ!?と疑問にしか思わなくて。でも、台本を読み込んだり調べているうちに、正義のヒーローでもあり、悪のヒーローでもある、それって人間ってこと?ということを聞いたときは、納得しました。人間も正しいことだけが出来るわけでもないので、そこをしっかりと表現したいんだなと。

駒木根:そこからこの2つのヒーローが生まれているというのは不思議だよね。気持ちの切り替わり方とかそういったところも不思議。福くんから聞いたけど、意外と劇中に僕らも知らないような石ノ森章太郎先生のバックボーンというか……。

鈴木:リスペクトがすごい作品ですよね。

駒木根:その想いが込められいるというのを福くんから教えてもらって、そういったところも、みんながちゃんとわかるように描いているんじゃなくて、僕たちを主張しつつも、石ノ森章太郎先生の奥の部分を描き出していることに、僕はすごく驚きました。また、それを福くんがしっかりと勉強していたということにも、本当にすごいなと思いました。

鈴木:今作はヒーロー誕生の物語ではありますけど、どちらかというと、僕は石ノ森章太郎先生から受け継がれているメッセージを代弁しているのかな、という印象が強くて。「正義でも悪でもない、精一杯生きる人間なんだ!」というセリフだったり、藤岡弘、さんが本郷猛として喋っている言葉とか、僕が演じさせていただいている役とのシーンなどで、この物語を通して、石ノ森章太郎先生が伝えたかったことをそれぞれのキャラクターが色々な角度から喋っているから、すごく「ああ、そうだよな」と自分の中で感慨深いものを感じられる作品だと思いますし、誕生と言いながらも、石ノ森先生に見せてあげたかった“ここまで続いているヒーローたち”というのが、見せられている瞬間なのかな、と感じているので、そこを皆さんにも観てほしいです。

駒木根:素晴らしい、僕らのコメントカットでいいです(笑)。やっぱり、藤岡さん演じる本郷猛のセリフにすべてが詰まってたね。

内藤:長くもなく、短くもないあのセリフだけで。

駒木根:生き方というものをすべて物語っているなと感じました。

鈴木:そしてそこから新しく紡がれる物語がね。

内藤:そこから50年、すごいです。

――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

内藤:この映画は、小さい頃に観ていたヒーローが全員出てくるので、小さい頃にヒーローからもらったワクワクやドキドキした感情を全部思い出させるというか、本当に宝石箱をパカッと開けたような気持ちになれる作品になっているので、皆さんぜひ楽しんでください!

駒木根:完成した作品を観て、胸を張って皆さんにお届けできる作品になったと思っています。仮面ライダー、スーパー戦隊の歴史が詰まっている「スーパーヒーロー戦記」を、ぜひこの機会を逃さずに劇場でご覧ください。きっと後悔はしないと思います!

鈴木:この映画にはスタッフさん、そして俳優皆さんの仮面ライダー、スーパー戦隊への愛がすごく詰まっていて、皆さんへ向けた、みんなでお祝いするための映画だと思いますし、圧巻のアクションシーンだったり、全員が出てきたシーンは本当に感動するので、ぜひ映画館に観に行ってください!

――ありがとうございました!

[撮影:周二郎]

インタビュー動画

インタビューの様子を動画でもお届けします!


・内藤秀一郎×駒木根葵汰×鈴木福 映画『スーパーヒーロー戦記』の裏話を語る!
https://youtu.be/LZi1E77E_vs[YouTube]

『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』/ 映画『仮面ライダーリバイス』大ヒット上映中!
公開表記 大ヒット上映中!
映画公式 HP:movie-rider50-ranger45.com[リンク]
映画公式 Twitter: https://twitter.com/toeihero_movie
「スーパーヒーロー戦記」製作委員会
(c)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
(c)2021 テレビ朝日・東映 AG・東映

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