必見!お風呂掃除のプロも使っている簡単裏技を紹介
お風呂掃除は水垢やカビ落としなど、毎回大変な作業ですよね。しかし面倒な手間を省いて浴室がスッキリする裏ワザがあれば知りたくありませんか?そこで今回は、お風呂掃除が簡単にキレイになる裏技を紹介します。プロも使う方法なので効果抜群ですよ!
プロも実践しているお風呂掃除の基本
家事の中でも重労働なお風呂掃除は、できることなら手早く終わらせたいですよね。そのための大切なポイントは『事前準備』と『作業手順』です。お風呂掃除のプロも常に意識しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
お風呂掃除の事前準備
物品を移動する
シャンプーやタオル、観葉植物など、掃除の妨げとなる物品は全て浴室の外に移動しましょう。スムーズな作業とともに、物品の破損を防ぐためでもあります。お風呂掃除を部分的におこなう場合は、作業範囲内の物品移動で問題ありません。
備品を外す
浴室ドア下のカバーや備え付けのシャンプーラックといった備品は、事前に外すことをおすすめします。備品は直に手にとって洗ったほうが汚れが落ちやすいですよ。また、備品を外すときは、排水口カバーや浴槽の栓を閉めておきましょう。小さな部品を落としてしまっても、排水口に流れてしまう事態を防げます。
掃除道具を準備する
事前にお風呂掃除の箇所を決めて、使用する道具は準備しておきましょう。掃除の途中で足りなくなった洗剤や道具類を買いに出てしまうと、作業時間が伸びてしまいます。最近は100円ショップにもお風呂掃除に役立つグッズが数多くあるので、うまく活用して揃えてみてくださいね。
皮膚の防護や換気に気を配る
効果が強い洗剤やカビ取り剤は、肌への悪影響が心配です。使用前にゴム手袋やマスクを着用して皮膚を守りましょう。また、塩素系の洗剤は強いにおいを放ちます。換気扇を回したり窓を開けたりと、空気の入れ替えを忘れずにおこなってください。
お風呂掃除の作業手順
お風呂掃除は浴槽から洗う人が多いと思います。しかしそのあとに天井を洗うと、上から落ちた汚れやカビ胞子が再び浴槽を汚してしまう可能性がありますよね。二度手間を防ぐためにも、効率的な作業手順が大切です。
【プロも実践する作業の順番】
外したパーツ
天井
鏡・壁
浴槽
蛇口・シャワー
浴室ドア
床・排水口
部分的なお風呂掃除の場合も、高い位置からの作業を心掛けましょう。
お風呂掃除のプロも使う日用品で浴室をピカピカに
お風呂掃除のプロは専用の洗浄液や機械を使いますが、日用品を用いたテクニックも活用します。汚れ落としが大変なお風呂掃除も、プロが実践する方法を使えば簡単にピカピカとなりますよ。今回はそのうちの4つを紹介します。
カビ取り剤は『刷毛+キッチンペーパー+ラップ』で使って効果的に
多くの人が悩んでいる浴室の黒カビ。特にパッキンに根付いてしまうと、お風呂用ブラシでこするだけではほぼ落ちません。カビ取り剤を使う際も、場所によっては液が垂れてしまいますよね。
そんなときに活躍するのが刷毛、キッチンペーパー、ラップです。カビ取り剤を高い場所にスプレーすると、液だれで顔にかかる心配があります。しかし必要量を刷毛で塗ることでカビ取り剤の飛び散りを防ぎますよ。
その後はカビの幅に合わせたキッチンペーパーをカビ取り剤の部分にパックしましょう。さらに丸めたラップをその上に置けば、密封度が増してカビ取りの威力が短時間で発揮されます。
『酸素系漂白剤+残り湯』で細かい備品もピカピカに
浴室には椅子や洗面器、シャンプーラック、排水溝パーツといった、細かい備品がたくさんあります。汚れの蓄積でぬめりが発生したり取れにくくなったり、備品の掃除は意外に掃除に手間がかかりますよね。
その汚れを一気に落としてくれるのが酸素系漂白剤です。過炭酸ナトリウムともよばれ、塩素系漂白剤に比べて肌や環境に優しいといった特徴があります。40℃以上のお湯を風呂釜の穴上まで溜めて、大さじ3杯の酸素系漂白剤を投入しましょう。その中に浴室の細かいパーツを入れて一晩置けば、汚れがスルッと落ちますよ。入浴後の残り湯を活用できるのも嬉しいですね。
ただしステンレス以外の金属は変色する恐れがあるので、控えてください。
天井は『フローリングワイパー+雑巾』でラクラク拭き掃除
浴室の天井掃除は手が届かないので作業しにくい箇所ですよね。しかし踏み台や椅子を使っての掃除は安定感に欠け、転倒の危険があります。
そこで、柄の長いフローリングワイパーをお持ちなら、浴室でも活用してみましょう。水を絞った雑巾をフローリングワイパーに取り付けて天井の水拭きをすれば、安全に掃除できますね。汚れが強い場合は薄めた中性洗剤を雑巾に染みこませてから拭き、その後に水拭きしましょう。
お風呂掃除のプロもおすすめする便利グッズで作業効率アップ
家にあるとお風呂掃除が便利になるグッズを紹介します。プロが使う大きな掃除用具ではなくても、作業効率がグンと高くなりますよ。
スクイージー
入浴後やお風呂掃除後に浴室の水分をしっかり拭き取ることが、水垢やカビの予防となります。そこで活躍するのがスクイージー。横長の先端にゴム製のブレードがついている掃除道具です。ゴム部分を壁や浴槽の平らな箇所に押し当て、軽く下に滑らせるだけで簡単に水分を落とせる優れものですよ。
スクイージーは『ゴム部分が20cm前後』『樹脂製』『軽量』といった製品を選べば、腕の負担が少なく、壁や床などの広範囲で活躍します。
古い歯ブラシ
汚れは蛇口の根元や細かい隙間に溜まりがちですが、手持ちのスポンジやブラシでは届かないときがありますよね。そんな狭い箇所の掃除には、古い歯ブラシがピッタリです。毛材の耐久性が高いうえにヘッドが小さいので、浴室のほとんどの隙間を掃除できますよ。ハリがなくなった歯ブラシは、毛先の先端をカットすれば強さが復活します。
タイルの溝や排水口の汚れがふと気になるときに、サッと取り出して活用できる手軽さも魅力ですね。普段の歯ブラシと間違えないように、掃除用歯ブラシにはビニールテープを巻くといった目印をつけましょう。
おわりに
プロのテクニックを用いれば、家庭でのお風呂掃除は日用品で十分キレイになります。また、手順を守ることで時短効果となり、面倒なお風呂掃除も手早く終わらせられますね。今回紹介した、プロも実践している方法をぜひお試しください。そのあとは快適なバスタイムが待っているはずです。
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