あのヒット玩具は嫉妬から誕生した!? ∞プチプチ開発者・高橋晋平さんのアイデア発想術に迫る / ガジェット通信LIVE第26回 放送後記

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ガジェット通信の編集部メンバーによるYouTube / TwitterのLIVE配信「ガジェット通信LIVE」第26回は、日本おもちゃ大賞2021でハイターゲット・トイ部門の優秀賞を受賞したバンダイ「∞プチプチAIR」の発売を記念し、初代「∞プチプチ」の開発者であるおもちゃクリエーター(株式会社ウサギ代表)の高橋晋平さんをゲストに迎え、無限に飲めるつまみで乾杯しながらアレコレお話を聞きました!

高橋晋平さんは、2004年に株式会社バンダイに入社後、「∞プチプチ」や「∞エダマメ」など様々なおもちゃ開発に携わり、2014年に独立。株式会社ウサギを設立し、おもちゃ・ゲーム・遊び系新規事業の企画開発に携わるおもちゃクリエイターです。

放送では高橋さんがこれまで開発した数々のおもちゃを振り返りました。

バンダイ時代に手掛けたフィギュアのひとつが、手軽に成功者の気分が味わえると話題になった「3億円」フィギュア。会社の同期が人気のキャラクターIPを活用したフィギュアを次々と開発するなか、アイデア玩具の担当をしていた高橋さんは、「キャラクターは使えないけど、フィギュアの開発が羨ましくて……、僕も売れたい! と思って、一生のうちに見ることがないであろう3億円をフィギュアにしてみました」と、あのヒット玩具が周囲への嫉妬から誕生していたことが明らかに。

また、人目を気にせず好きなだけ鼻をほじれる「ほじれるんです。」や、ひどい猫背の猫の姿をフィギュア化した「猫背」といったカプセルトイが、実は“意識の高い”コンセプトのもと開発されたと自負する高橋さん。

子どもの頃から感触マニアだったという高橋さんが「∞プチプチ」や「気泡割り専用アラビックヤマト」の開発に至ったのは納得……といった話題を含め、企画やアイデアのプロがどのような思考を重ねているのか、特に日ごろ企画開発に携わっている人は必見の内容となっていますよ。

14年ぶりにリニューアルして8月7日に発売となった「∞プチプチAIR」は、実際のプチプチをつぶした音声を収録し、爽快感を生み出す7種のレア音が50回に1回鳴る特別仕様に。透明感、プチプチ形状、さらに端のプチプチまで細かく再現され、高橋さんも嫉妬するほどの出来栄えです。放送の終盤はひたすらプチプチが鳴り響く異様な回になっていますが、だってプチプチする手が止まらないんですよ……!(笑)

次回8月13日(金)の「ガジェット通信LIVE」は、ゲームの実況プレイを配信予定です。

https://twitter.com/getnewsfeed/status/1423599823173812230

https://youtu.be/AJDnqbykVuM

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よしだたつき

よしだたつき

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

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