夏バテ対策どうしてる?暑さに負けない方法5つ!
夏バテ対策、あなたはどうしてますか?毎年夏が憂鬱と感じている人は、本格的な夏がやってくる前から、夏バテ対策を意識するのがベストです。夏バテの原因と、正しい対策を知って、夏を元気に乗り越えましょう!夏バテで体力を失うと、免疫力も低下しますから注意しましょうね。
夏バテの原因を知っておこう
毎年のように夏バテをするんだけど…と、夏が来るたび辛い毎日を送っている人も少なくないでしょう。夏バテの対策をどうしたら良いのか悩んでいる人は、まず夏バテの原因を知っておいたほうが良いかもしれません。
夏バテは、自律神経の乱れが原因で起こります。
身体がだるい、あまり眠れない、食欲がないなどの総称を、夏バテとして一括りにしています。食欲がなくなるから身体がだるくなり、疲労感が増し、不眠になると思われるでしょうが、実はその前に夏バテに向かって、身体は変化を始めてしまっています。
自律神経は、暑いと汗をかき、身体の体温を下げるという働きをします。逆に寒いと、筋肉を動かして熱を発生させようとしますよね。これは冬によくある、寒くて震えるという状態です。
些細なことにも感じるこうした働きは、人が日常生活を送るには、とても重要なものです。また、自律神経は、私たちのメンタルな面にも影響を及ぼします。こうした理由から、生命維持装置ともいえるのが、自律神経の働きなのです。
しかし、昨今の空調システムの優秀さゆえ、余り汗をかかない日々を過ごすようになりました。これが自律神経を狂わせる大きな要因になっています。
逆に汗をかくことで、大量に水分を失ってしまったり、体内のミネラルが不足することでも夏バテは起こってしまいます。
食欲がないとか、だるいと感じた時には、すでに自律神経が乱れていると考えたほうが良さそうです。
夏バテ対策5つ
夏バテ対策を5つ紹介します。対策として、どれか1つを実行すれば良いというものではありません。常に5つを意識しながら、夏を過ごすことが大切です。
小まめな水分補給
身体を冷やさない工夫
十分な睡眠
バランスの良い食事
適度な運動
5つの夏バテ対策について、少し詳しく解説しましょう。
小まめな水分補給
熱中症の危険が高まる最近の夏で不可欠なのが、水分の補給です。理想的なのは、喉が乾いたと感じる前に、意識的に小まめに水分をとることです。
ミネラルの補給のためにと、スポーツドリンクを飲む人も多いかと思います。しかし、スポーツドリンクには大量の糖質があることを知っていますか?糖質を分解するためにビタミンB1が失われ、より疲労感を感じる結果になりかねませんので注意しましょう。
また、夏には特に美味しいビールなど、利尿作用があるものは、飲んだ量の1.5倍もの水分を体内から排泄させます。水分補給にはなりませんので、覚えておいてください。
身体を冷やさない工夫
職場に男性が多いと、どうしてもエアコンの温度を低めに設定しがちです。また、製造現場などで働く場合は、個別のスポットクーラーがあって、身体に常に冷風が大量に吹きかけられているということもあるでしょう。
こうしたときに注意したのが、身体の冷えです。ストッキングだけではなく、靴下を履いたり、カーディガンを着たりして、出来るだけ身体を冷えから守りましょう。
暑いからと、シャワーだけで済ませずに、バスタブに温めのお湯をはり、ゆっくりと入浴することで、その日の冷えを身体から追い出しましょう。
また、入眠の2時間前には入浴を済ませると、質の良い睡眠に繋がる効果が期待できます。
十分な睡眠
夏の夜は、暑さも和らいで夜遊びには最適な時間帯になります。その分、寝る時間を削らなければならないといった悪循環を招く人もいるでしょう。
また、暑さや湿気で寝苦しさを感じて、なかなか眠れないという人も、多いのではないでしょうか。そして、体力がなくなるにつれて、眠れないという状態が加速してしまうのです。
睡眠の質を高めるためには、室内の温度や湿度を調整したり、夕方6時以降のカフェイン摂取を控えたりするのが効果的です。夕方の軽い運動や、スマホなど目に負担がかかる機器の使用を控えるのもおすすめです。
バランスの良い食事
朝、昼、晩の3食を、栄養バランスを考えて食べるのが一番大切です。朝食抜きという人も多いかと思いますが、それは脳や身体の活動量が低下し、筋肉の減少にも繋がります。
1食ごとに栄養バランスをチェックというのは、かなり難しいかもしれません。しかし1日を通しての栄養バランスなら、俯瞰してみることができるのではないでしょうか?
朝は卵料理とパンとフルーツ。昼はパスタとランチセットのサラダ。それなら夜はタンパク質と、野菜が必要だというように、気合を入れすぎない程度で良いので、栄養バランスを気にするようにしましょう。
適度な運動
特に夕方の、適度な運動がおすすめです。昼間は暑すぎて危険だからという理由だけではなく、夕方の軽い運動は入眠にも良い効果をもたらすためです。
日が沈むころ、薄暮の時間帯を目安に、ウォーキングなどが最適です。気分もスッキリしますし、適度な汗をかくこともできます。
第2の心臓ともいわれるふくらはぎの筋肉を動かすことで、血流も改善され、冷えによるむくみの解消も期待できます。
おわりに
夏バテの原因と、対策を5つ紹介しました。決して面倒なことではなく、日常のほんの少しの部分を気にするだけで夏を乗り切れるなら、やってみる価値はあると思いませんか?規則正しい生活を心がけながら、元気に夏を過ごしましょうね。
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