気になるリオ五輪後の猫ひろしの活動
日本勢のメダルラッシュにわく東京五輪だが、最終日の8日には花形競技の男子マラソンが行われる。
その男子マラソンに5年前のリオ五輪で、カンボジア代表として出場したのがタレントの猫ひろしだ。
猫は本名の「Kuniaki Takizaki」でエントリー。5キロ通過の時点では一度は全選手中最下位になりながらも、最終的に完走した140人中139位となる2時間45分55秒の記録で、オリンピック初出場初完走を果たした。
もともと、2010年12月に「アンコールワット国際ハーフマラソン」で3位に入賞したのをきっかけにカンボジア側からのオリンピック代表への打診がありその後、帰化が認められてカンボジア国籍となった。
「五輪に出たいアスリートはたくさんいるが、猫のようなケースは超法規的。当初はカンボジア国内からも大バッシングを浴びたが、そのうち受け入れられるようになり、五輪完走を果たしたことで国民の感動を呼んだ」(五輪担当記者)
五輪後、猫は日本国籍に戻すことはしないと公言しており、カンボジアとの関わりを続けていきたいことを明かしていた。
そこで気になる五輪後の活動だが、マラソン選手としては17年から19年までの「東京マラソン」に出場しいずれも2時間29分から30分台を記録。
以前に比べて芸能活動はかなり減ってしまったが、今年3月にテレビ東京系で放送された真木よう子主演のドラマ「ハクタカ 白鷹雨音の捜査ファイル」には公園を走るランナー役で出演した。
現在、コロナ禍でマラソン大会の開催が自粛されているが、収束したら、日本とカンボジアを走りでつなぐ大役を担うべく、走りまくってほしいものだ。
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