五輪開催で頓挫したKIMONO錬金術師のオークション商法 やっぱり「呪われたオリンピック」なのか

access_time create folderエンタメ
五輪開催で頓挫したKIMONO錬金術師のオークション商法 やっぱり「呪われたオリンピック」なのか

オリンピックの開会式に違和感を感じた⼈々のTwitter投稿等で「KIMONOプロジェクト」がトレンド⼀位になり、東スポWEB、ヤフーニュース、ひろゆき氏のYouTube等でも話題になりました。

「KIMONOプロジェクト」とは⼀般社団法⼈イマジンワンワールド(手嶋信道代表理事)主催のプロジェクトで、世界中の国々、地域213を表現したKIMONO(着物と帯)を⼀着200万円で制作し、KIMONOを通じて世界をつなぎ、平和のメッセージを伝えるという⽬的の企画でした。オリンピック開会式等での披露等を掲げ、制作費は全て寄付⾦で約4億円以上集まったそうです。

しかし、KIMONO は披露されませんでした。前代表理事の高倉慶応氏が多額の寄付⾦を私的流⽤し、辞任していたこと、そして、高倉氏が経営する蝶屋株式会社が、KIMONO を管理していましたが、「オリピックのために作ったのではない」と⼀般社団法⼈への引き渡しを拒み、お披露目されなかったと報じられています。

菅総理、メダリストへ直電話でイメージアップ作戦か でもメモ読んでいません? | TABLO 

それに対して前代表理事派の⼈々が否定する投稿をネット上に展開し、ひろゆき氏に投稿削除を直訴する等荒れています。前理事⻑が他の理事(八子由理子氏・上田博和氏・⽇暮親徳氏)を使ってイマジンワンワールドを奪還しようとし、虚偽議事録を作成して代表理事変更の登記申請したものの、裁判所から「八子由理子は代表理事でない」との仮処分決定が出される等の社団のっとり未遂事件まで勃発していたことが当サイトの取材で判明しました。

着物業界関係者はこう語ります。
「そもそも前代表理事の高倉氏の錬金術の道具に社団は使われていたと思います。高倉氏が経営する蝶屋株式会社は、店舗内に蝶屋染織美術館と称するコーナーを作り、寄贈された着物を展⽰した後にオークションを開催して、換⾦するという錬⾦術で先代の頃から、資⾦繰りをしてきました。
イマジンワンワールドも高倉氏が始めた当初は、オリンピックをネタにして、寄付を集め、オークションでバラバラに売却するという予定で、事業計画書もありました。裁判でも、オリンピックのために作ったのではないと高倉氏は主張しています。
しかし、現代表理事の手嶋氏がボランティアに参加してから状況は⼀転しました。⼿嶋氏の人脈・営業力と瀬戸山正⼆理事(アトランタ五輪ビーチバレー代表)のアイデアで⼤使館と外務省の公認を得て、世界中の国々を表現する形にスケールが⼤きく成長していきました。オリンピックは錬⾦術の⽅便だった高倉氏の⼿に負えなくなってしまいました」

社団の監事から高倉氏の不正出金等の問題が指摘されたことで状況は変わりました。

「高倉氏は私的に流⽤したことを認め、弁済を誓い、代表理事を辞任しました。そして、⼿嶋氏に懇願して、代表理事になってもらったのです。その後手嶋氏の手腕で、アフリカ開発サミット、ラグビーワールドカップ、国連の舞台まで実績を積み、いよいよ東京オリンピックというところで、⾼倉慶応⽒と八子由理子氏が計画的に『オリンピック妨害・乗っ取り計画』を始めましたが、失敗に終わりました。
前理事⼋⼦由理⼦⽒らの多額の不正出金等の問題も発覚しています。帝国データバンク最低ランクD4の蝶屋株式会社が、劣悪な環境でKIMONOを保管していたのは、大問題でした。雨漏りがしたり、カビが生えていたり、ゴキブリが生息していたりと酷くて呆れました」

あなたには言論の自由がある しかしそれは薄汚い誹謗中傷を肯定するものではない その「落とし前」をつける日が必ずやって来る|ニュースサイトTABLO

蝶屋株式会社が所有する不動産の登記簿には資金繰りに困窮する様子が刻まれていました。市から差押えされたり、債権回収会社から仮差押えされたりと大変だったようです。さらに根抵当権と抵当権の設定と抹消を繰り返して、三千万円から二億円超の借入を繰り返している状況です。
多くボランティアの⼈々によって⽀えられていた「KIMONOプロジェクト」が、私利私欲で利権に執着する人々の犠牲になるのは、理不尽な話です。(文@神田川涼香)


関連記事リンク(外部サイト)

「松本人志を表示しない方法を教えて」 Amazonプライムが300円お詫びクーポン券発送
日テレ24時間テレビに重大なヤラセ疑惑 タイで行った“東日本大震災の死者を弔う祭り”は金を払って人々を集めたデッチ上げだった!
タピオカ・ミルクティーを飲み続けた結果、死を覚悟した女性 今から恐ろしい話をします

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 五輪開催で頓挫したKIMONO錬金術師のオークション商法 やっぱり「呪われたオリンピック」なのか
access_time create folderエンタメ
local_offer
TABLO

TABLO

TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

ウェブサイト: https://tablo.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。