自虐ピクトグラム実演!G.G.佐藤が北京五輪エラー再現
東京五輪の開会式で注目を集めた、競技種目を表す絵文字「ピクトグラム」の実演パフォーマンス。青と白のウエアに身を包んだ人が大会50競技をテンポよくコミカルに演じ、「仮装大賞みたい」などとネットで大きな話題となった。
【画像】G.G.佐藤が北京五輪でのフライ落球シーンをピクトグラムで完全再現!
人気に便乗してSNSでは、自ら作るピクトグラムの新作実演が次々と投稿されているが、なかでも元プロ野球選手・G.G.佐藤(42)の自虐ネタが異彩を放っている。本家にならうように白の全身タイツに青のシャツを着用し、2008年の北京五輪でフライを落球したシーンを再現し、自身のツイッターに投稿。ピクトグラムに表情はないが「やらかした」という顔まで作りこみ、タイムリーな笑いを提供した。
西武などで活躍したG.G.佐藤は08年の日本代表メンバーに選ばれ、北京五輪に出場。メダルのかかった準決勝の韓国戦、3位決定戦のアメリカ戦で立て続けに失策を犯し、4位に終わった「戦犯」としてバッシングを浴びた。大会後、帰国する際に「自分が乗っている飛行機が落ちてしまえばいい」と思うほど、どん底に落ち込んだという。
現役引退後は野球解説者として、自虐ネタにして笑いに変えた。15年にはテレビ番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に出演。「日本代表なのに簡単なフライ落としちゃった先生」として授業を展開し、大きな期待を背負った本番で失敗しないため教訓を語った。「世紀の落球」ピクトグラム公開は、大舞台を控えた侍ジャパンへのエール?の意味もこめられているかもしれない。
五輪のピクトグラムは、1964年東京大会で作られた。世界中から観戦に訪れる人たちが混乱しないように、情報伝達の手段として考案された。各競技を表すだけでなく、いまでは世界中で使用されている男女の公衆トイレマークも、当時のピクトグラムが発端だった。
進化したピクトグラムを開会式で実演した全身タイツ3人の正体は、パントマイムアーティスト・がーまるちょばのHIRO-PONと、吉本興業に所属するパフォーマーコンビGABEZ(ガベジ)のMASAとhitoshiだった。
子どもでもマネがしやすく、アイデア次第でいくらでも面白くできる「動くピクトグラム」。人気が広がっていきそうだ。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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