大谷3試合ぶり安打! 指揮官がズバリ指摘「スランプの原因」とは
完全休養明けとなったエンゼルス・大谷翔平投手(27)は24日(日本時間25日)のツインズ戦に「2番・DH」で出場。二塁打2本のマルチ安打を記録した。
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第1打席は先発右腕ベリオスのシンカーを捉え、右中間へ。約183キロの鋭い打球を飛ばす二塁打で休養明け、いきなり3試合ぶりとなる安打をマークした。続く3回の第2打席は空振りの三振に倒れ6回先頭の第3打席は遊ゴロ。第4打席は2番手左腕のシルバーから再び二塁打を放ち、マルチ安打を記録。この日は4打数2安打、1得点。球宴後は24打数4安打、14三振と振るわなかったことで、今季初のスランプかと心配されたが、この試合は結果を残した。ただ、まだ完全に不安が払拭されたわけではない。
最近の不振には「ホームラン・ダービーを含めるオールスター出場による疲労が今回のスランプに影響している」と現地メディアは指摘している。
この点についてマドン監督は「言うのは簡単だが、本当にそうだとは思わない」とキッパリ。その上で現在の大谷の打撃に関しては以下のように語った。
「打撃コーチは、打席でのアプローチ(ストライクとボールの見極め)は早いというよりもむしろ遅い、と言っていた。つまりは単に(ストライクとボールの判断が鈍り)ボール球を振っているということだと思う。以前は打席で非常に我慢強く、四球でも我慢できていた」とコメント。
ストライクとボール球の判断が鈍り、悪球を振っていることで三振が増えたと見る。この点の課題解消についても次のように語る。
「ストライクゾーンをきっちり整理できれば、再びもっと四球が増えるだろうね。今のショウヘイは始動(ストライクとボールの見極め)が少し遅く、ボール球を追いかけてスイングしてしまっている。いかに、ここを抜け出せるかがポイントだ。彼がやっていることは難しい。彼だって年中パーフェクトなわけじゃないんだ」
ここまで前人未踏な二刀流への挑戦を終始応援し続けてきた指揮官は冷静にスランプの内容を分析した上で、今後も活躍を続けられるかは、いかにこの苦しい期間を次につなげるかが大事と見る。
この日は9回1死までノーヒッターを続けていた左腕・サンドバルに対し、試合後はねぎらう姿を見せた大谷。後半戦が始まってからの不振時には、さすがに苦しい表情も見せていたが、この日は持ち味のやわらかい笑顔が戻ってきた。すべては糧にしてみせるつもりだ。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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