Valveが7インチディスプレイ搭載の携帯ゲーム機「Steam Deck」を発表 外部ディスプレイへの接続やデスクトップPCライクな使用にも対応
Valveは7月15日(米国時間)、同社が運営するゲーム配信サービス「Steam」のライブラリにあるゲームをプレイ可能な携帯ゲーム機「Steam Deck」を発表しました。米国、カナダ、欧州、英国で2021年12月から出荷を開始し、その他地域でも2022年に出荷を予定しているとしています。日本での発売は不明ですが、Steam Deckの日本語サイトが公開されています。
Introducing Steam Deck: powerful, portable PC gaming starting at $399. Designed by Valve, powered by Steam. Shipping December 2021.
Learn more at https://t.co/ZOTx3KUCVK and reserve yours tomorrow. #SteamDeck pic.twitter.com/jcgbaKfT9c
— Steam (@Steam) July 15, 2021
https://twitter.com/Steam/status/1415718021469925378
7インチ 1280×800ピクセル、リフレッシュレート60Hzのタッチパネルディスプレイを搭載し、左右のサムスティック、十字キー、ABXYキー、L1/L2、R1/R2のトリガーボタン、カスタマイズ可能な4か所のグリップボタンによる操作が可能。トラックパッドやジャイロによる操作にも対応します。本体サイズは298×117×49mm、重量は約669g。
AMD製のZen 2/RDNA2を採用したAPU、16GB RAMを搭載。ストレージ容量別に、64GB eMMCモデル、256GB NVMe SSDモデル、高速512GB NVMe SSDモデルの3モデルをラインアップします。いずれもmicroSDカードによる外部ストレージの増設が可能。価格は64GBモデルが399米ドル、256GBモデルが529米ドル、512GBモデルが649米ドル。
インタフェースにUSB Type-Cポートを搭載。DisplayPort Altに対応し、最大8k@60Hzまたは4K@120Hzで外部ディスプレイに出力できる他、別売りの専用ドックに接続することにより、HDMI 2.0とDisplayPort 1.4の映像出力やUSB-A 3.1、USB-A 2.0×2のUSBインタフェースが利用できます。バッテリー容量は40Whで、45W USB-C PDの電源入力に対応します。
Bluetooth 5.0に対応し、コントローラー、アクセサリー、オーディオに接続が可能。Wi-Fiは2 x 2 MIMO、IEEE 802.11a/b/g/n/acに対応します。デュアルアレイマイクを搭載し、3.5mmジャックからヘッドホンやヘッドセットを接続することも可能。
OSはLinuxベースのSteamOSを搭載。外部ディスプレイとマウス、キーボードを接続してデスクトップPCのように使うこともできるようで、ウェブサイトではPC用のソフトをインストールできることや、ウェブやストリーミングビデオの利用、他のゲームストアのインストールが可能であることが記載されています。
画像:Steam Deckウェブサイトより引用
Steam Deck
https://www.steamdeck.com/ja/
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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