“特撮”愛あふれるSFスプラッター『サイコ・ゴアマン』本編映像 死体風呂やサイボーグ剣士など宇宙怪人がお目見え[ホラー通信]

カナダの過激映像集団「アストロン6」のメンバーで、『マンボーグ』『ザ・ヴォイド 変異世界』を手掛けたスティーブン・コスタンスキ監督の最新作『サイコ・ゴアマン』が7月30日より公開。監督の“特撮”への愛がにじみ出ている本編映像が初解禁となった。

恐るべき“残虐宇宙人”=サイコ・ゴアマンが、ひょんなことから地球人の生意気な少女に服従するはめになり、思わぬ友情を育んでいく本作。子供向けテイストと残酷描写を組み合わせたコミカルなSFスプラッターだ。ユニークな設定もさることながら、ポスターや予告編に登場している特撮感あふれる個性豊かな怪人たちが注目を集めている。

このたび解禁となったのは、そんな注目の宇宙怪人たちの姿をしっかりと拝めるシーンだ。かつてはガイガックスという星で暗黒の覇者として恐れられていたサイコ・ゴアマン。そんな過去は見る影もなく、似合わない服を着せられ、少女ミミの遊びに付き合わされていた。そこへ、かつての手下である宇宙怪人5人が現れる。怪人の極めて丁寧な挨拶からもサイコ・ゴアマンのかつての地位が窺い知れるが、そんなことは気にも留めないミミは「このバカたちは友達? 紹介してよ」と肩パンを喰らわしている。


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ここで登場する宇宙怪人は、芸術的戦闘能力を持つとされるしわくちゃ白髪老人“ダークスクリーム”、死体満載酸性風呂“デストラッパー”、肩に鳥を乗せた全身金属サイボーグ剣士“カシアス3000”、全身ウジ虫状態死霊魔術師“クイーンオベリスク”、干し首を操る極東特撮システム出身の出目金“ウィッチマスター”。コスタンスキ監督は戦隊ヒーローものの中でも特に悪役の宇宙人・怪人への愛が深く、宇宙怪人の造形にも幼少期に影響を受けた世界への愛情が詰め込まれている。

また、監督のファンはお気付きかもしれないが、サイコ・ゴアマンの背後に、コスタンスキ監督の傑作短編『Bio-Cop』の人気キャラ“バイオコップ”がフラフラしているのも注目である。奇跡の再登場キタコレ。

『サイコ・ゴアマン』
7月30日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開

監督・脚本:スティーヴン・コスタンスキ
製作総指揮:ジェシー・クリステンセン 
製作:スチュアート・F・アンドリューズ、シャノン・ハンマー、スティーヴン・コスタンスキ
撮影:アンドリュー・アペル
編集:アンドリュー・アペル、スティーヴン・コスタンスキ
音楽:ブリッツ//ベルリン
出演:ニタ=ジョゼ・ハンナ、オーウェン・マイヤー、アダム・ブルックス、アレクシス・ハンシー、マシュー・ニネバー
2020 年|カナダ映画|95分|スコープ|5.1ch|DCP|原題:PG(PSYCHO GOREMAN)| PG12
キングレコード提供 アンプラグド配給
(C) 2020 Crazy Ball Inc.

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レイナス

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