“男子新体操”生パフォーマンスの緊張感伝わる舞台『タンブリング』東京公演スタンディングオベーションで開幕!千秋楽配信も

男子新体操をテーマにした青春感動ストーリーの舞台『タンブリング』の東京公演が6月17日より開幕! 6月24日の千秋楽公演は配信も決定しています。
2010年4月期にTBS系で放送された青春ドラマ「タンブリング」。知られざる “男子新体操”の魅力を描き、俳優陣が吹き替え一切なしで男子新体操に挑む姿も多くの視聴者を感動させました。
その後、同年9月にドラマの主要キャストだった大東駿介さん主演で舞台化。翌年のvol.2では若手実力派俳優の菅田将暉さんを起用し話題に。vol.3では柳下大さん、vol.4では中尾明慶さん、FINALでは松下優也さんを主演に据え、千葉雄大さんや志尊淳さんなど話題のキャストを起用。いずれも観客を魅了し、エンターテインメント業界をけん引する、多くの人気俳優を輩出してきました。
10周年のメモリアルイヤーだった2020年に復活公演が予定されており、稽古も行われていましたが、新型コロナウイルス感染拡大のため中止に。そこから、さらにブラッシュアップを重ね、パワーアップしてついに上演となりました!

今作で特徴的なのは、今までのシリーズではメインの学校が1つだったのに対し、2校にスポットがあたっているところ。
高野洸さん演じる野村朔太郎と、西銘駿さん演じる北島晴彦の幼馴染2人が、“男子新体操”の夢を誓うところから物語は始まります。


しかし、朔太郎と晴彦は別々の高校に入学。朔太郎が通う航南高校の男子新体操部は、廃部寸前。一方、晴彦の通う悠徳高校は伝統を重んじ、レギュラーメンバーに残ることも困難なスパルタ男子新体操部。
なぜ親友だった2人が別々の高校、そしてチームで同じ夢を目指すことになったのか……。その裏に隠された葛藤や想いとは……。




まったくカラーの異なるライバル校同士ですが、対立していたところから2チームのメンバーが交流し、仲良くなっていくシーンも見どころ! また、高野さん主演作を追ってきている人には、嬉しいリンクを感じられる部分もあるかも!?


そして、やはり舞台「タンブリング」シリーズの見せ場と言えば、キャストが生で行う男子新体操のパフォーマンス! 演技前の緊張感と息遣いが観客にも伝わってきます。

メインキャストはほぼ新体操初心者。過去作にも出演し、トリッキングやアクロバットを得意とする元木聖也さんをはじめ、ポテンシャルの高そうなキャストが集まっていると感じていましたが、最初出演が決まったときにマネージャーさんに「今の自分では出来ないかもしれないです」と正直に不安を伝えたという西銘さんも、それを感じさせないほどの仕上がりで、キャストが一丸となった素晴らしいパフォーマンスに心が揺さぶられます。

新体操のパフォーマンスは指先までキレイに魅せなければいけない、という難しさを主演の2人がインタビューで語っていましたが、その影響か、オープニングナンバーのダンスも全員の所作が美しく感じられます。

スタンディングオベーションが起こった東京初日公演。千秋楽にはさらに迫力と団結力が増していること間違いなしの生パフォーマンスは必見! ぜひ、会場や配信でその感動を体感してください! 会場チケットは残り少なくなっているのでお早めに!
(C)2021 舞台『タンブリング』製作委員会
撮影:小堺勝巳
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