とろ~り甘いポカポカ鍋焼きうどんを自宅でも! 松山のB級グルメ
愛媛・松山のローカルフード、B級グルメでおなじみの「鍋焼きうどん」。これが、自宅でも手軽に楽しめるセットが販売されているのを、松山市内のスーパーマーケットで見つけた。
鍋焼きうどんは全国各地にあるが、松山市のそれはやや独特だ。昔から地元で親しまれ、戦後直後から現在も営業する「アサヒ」「ことり」は、観光ガイドブックにも載っている。主な特徴は3つ、「アルミ鍋」「やわらかめの麺」「甘いだし汁」だ。冬季限定でなく、夏を含む通年で食べる。
今回見つけた鍋焼きうどんセットは、製造元が松山市に本社工場がある「愛麺」だった。1個税別298円。要冷蔵、消費期限は2日後だった。
ビニールを開くと、うどんの麺とだし汁に加え、油揚げ、かまぼこ、ちくわ、ネギ、牛肉が入っていた。これぞ、松山鍋焼きうどんの基本的な具材だ。
店で提供されるアルミ鍋も、使い捨ての容器。このまま、直火でもITでも調理できると書いてあった。ただ、自分のIT調理器ではこの容器が反応せず、結局、通常の鍋に具材を入れて調理した。IT調理器を使う場合は要注意。
作り方は簡単。だし汁を沸騰させてからうどんを入れて茹で、最後に具材を入れた。所要10分ほど。
そして、できあがった鍋焼きうどんを再び、アルミの容器に入れてみた。自宅でも立派な松山鍋焼きうどん!
そしていざ、食べてみた。特に、だし汁が甘かった。関西人なので、甘めのだし汁は慣れているので問題なく、やわらかめの麺との相性もよい。ただ、だしが濃い傾向の関東人だと、甘すぎると感じるかもしれない。あと、具材がやや少なめなので、自分で加えてもよい。
愛媛(伊予)の隣りは、「うどん県」で知られる香川県(讃岐)だ。ただ、さぬきうどんとは、味や食感、その他すべてまったく異なる。お店で食べる時間がなければ、愛媛県内の主要スーパーで探してみてほしい。通信販売で入手できる場合もある。
【参考リンク】
鍋焼きうどん 松山市公式観光WEBサイト
https://matsuyama-sightseeing.com/spot/46-2/
(Written by トラコ)
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