Chromebookでゲーム配信もできる! ゲーム画面をノートPCに表示できるUSB-C対応のHDMIキャプチャーデバイス「GENKI ShadowCast」レビュー
GENKI Japanが「Makuake」で応援購入プロジェクトを公開中のHDMIキャプチャーデバイス「GENKI ShadowCast」のレビューをお届けします。ゲーム機の画面をノートPCに表示したり録画・配信ができる他、ライブ配信やオンライン会議で一眼レフやビデオカメラのHDMI出力をPCのUSB Type-Cポートに入力できるデバイスです。
本体はHDMIポートに差して使いやすいドングルタイプ。筐体は半透明で、内部のLEDが点灯して動作を確認できます。
本体をNintendo Switchのドックなどゲーム機のHDMIポートに接続し、本体のUSB-Cポートにケーブルを接続してPCに入力が可能。
映像出力に対応する1.8mのUSB-Cケーブルが付属。Makuakeで購入できる製品には、USB-Aポートのみ搭載のPCにも接続できるUSB-C to USB-Aの変換アダプターが付属します。
本体をNintendo Switch用ドックのHDMIポートに接続。USB-Aポート搭載のノートPCに接続するため、USB-C to USB-Aケーブルを使ってノートPCに接続しました。映像出力に対応していないSwitch Liteは非対応なのでご注意を。
Windows/Mac向けに配布する専用ソフト「GENKI Arcade」と、Chromeブラウザ上で動作するブラウザ版のGENKI Arcadeに、ゲーム画面を表示してプレイが可能。最大4Kの入力に対応し、1920×1080p@30fpsの高画質モード、もしくは1280×720@60fpsの高フレームモードでPC上にゲーム画面を表示します。
ブラウザ版GENKI Arcadeも、画面の撮影や各種設定などアプリケーション版と同等のフル機能が利用できます。
ブラウザ版GENKI Arcade
https://arcade.genkithings.com/[リンク]
ゲーム画面は遅延なく、滑らかな表示が確認できました。自宅で家族やパートナーに配慮してテレビ画面を占有できない、という人に便利なのでは。
長時間のゲーム画面の録画、「OBS」や「XSplit」といったライブ配信ソフトへの入力、「YouTube」「Facebook」「Twitch」のライブ配信に利用可能な他、メーカーは「Zoom」「Google Meet」といったオンライン会議で画面を共有して、友達と遊ぶ用途を提案しています。コロナ禍でなかなか会えない友達と、ノートPC経由でゲーム大会ができるのはありがたいですね。
ライブ配信ソフトのOBS Studioで、映像キャプチャデバイスとして「ShadowCast」と認識され、入力ソースとして利用可能なことが確認できました。
毎週金曜に配信中のライブ配信番組「ガジェット通信LIVE」で利用している、ブラウザベースのライブ配信ツール「StramYard」でも、映像ソースとして「ShadowCast」が認識されました。Nintendo Switch版「スーパーボンバーマンR オンライン」を配信した回でShadowCastを使用しているので、実際の動作を動画でご覧ください。
「ロキ」第1話感想会 / ガジェット通信LIVE 第19回(YouTube)
https://youtu.be/P8uXQGMGf_A?t=2516
Chromeアプリで動作するからもしかして……と思い、Chromebookにつないでみました。USB-CケーブルをChromebookにつなぎ、ブラウザ版GENKI Arcadeを起動したところ、ゲーム画面の表示に成功。滑らかな表示で問題なくゲームがプレイできました。
さらに、ブラウザベースのStreamYardを使えばChromebookからゲーム配信も可能になります。CPUにMediaTek MT8183、4GBメモリーを搭載する「ASUS Chromebook Detachable CM3」を使って動作を確認してみましたが、コマ落ちが気になるレベルまで映像が劣化することはありませんでした。これからゲーム実況をやってみたいというビギナーは、GENKI ShadowCast+Chromebook+StreamYardの組み合わせでスタートしてみる、という選択肢はアリかもしれません。
Chromebookのウェブカメラで自分を映す画面とは別に、GENKI Arcadeを開いているChromeのタブを画面共有することで、自分を映しながらゲーム実況を配信することもできます。
余談ですが、Chromeブラウザのタブはストリーミングメディア端末「Chromecast」にキャストできるので、ノートPCやChromebookにゲーム画面を表示しながら、ワイヤレスでテレビにも画面をミラーリングすることができます。大勢人が集まるホームパーティーなどで活用できるかも?
GENKI JapanはNintendo Switchのドック兼ACアダプターとして使えるコンパクトなドック「GENKI Dock」のメーカー。Nintendo Switchのゲーム画面を出力する場合は、GENKI DockとGENKI Shadowcastを組み合わせることでコンパクトに出力が可能になります。ノートPCとNintendo Switch、ShadowCast、GENKI Dockの4点セットで持ち運べば、外出先や旅先で友達や家族と一緒にゲームを遊ぶ環境が整います。GENKI DockもShadowCast同様、HDMI出力に対応しないNintendo Switch Liteは非対応です。
Nintendo SwitchのドックとACアダプターをギュっとまとめてコンパクト化 スマホやパソコンのUSB充電とHDMI出力にも対応する「GENKI Dock」レビュー https://t.co/uLpWomFfJf #getnews #ガジェット通信 pic.twitter.com/GnGJ4RoTLm
— ガジェット通信(公式) (@getnewsfeed) February 11, 2020
記事執筆時点で、Makuakeでは18%OFFの5320円(税込)から応援購入が可能。プロジェクトは7月15日まで公開され、支援者には8月末までに出荷を予定しています。
Makuake|SwitchもPS5もノートPCで!遊び方広げる!大人気GENKIシリーズ最新作|マクアケ – アタラシイものや体験の応援購入サービス
https://www.makuake.com/project/genki_shadowcast
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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