消費者庁 森まさこ大臣定例記者会見(2013年3月22日)質疑応答

消費者庁 森まさこ大臣定例記者会見(2013年3月22日)

2013年3月22日、消費者庁・森まさこ大臣の定例記者会見より。

「幼児教育無償化」編*1は書き起こしにてご紹介しています。
[消費者庁 森まさこ大臣定例記者会見~「幼児教育無償化」編](2013年3月22日)

〜質疑応答〜

記者:消費税について「細かいガイドライン」とのことでしたが、例えば”消費税還元セール”などが禁止されるというような話を聞いたことがありますが、こちらは増税も苦しい訳で”何らかのわかり易いセール”があった方が消費者にとっては良いのではないかと。事業者を抑制することで、セールがしにくくなり結果消費者の不利益になりかねないのかという気もしますが、その辺りの大臣のお考えを伺いたいのですが。

大臣:消費者にとってみれば、それは安ければ安い方が良い訳で「事業者の事業努力による価格設定」それまでも禁止する訳ではございません。しかし、消費税のそもそもの構造を考えますと、まず「消費者が負担をして」それを「事業者が納める」という仕組みでございます。事業者の中でも力の弱い「中小事業者」のところにシワ寄せがくるようになってしまっては、せっかくのその役割を、企業が適正に果たせないことになります。そこは消費税を設けた”政府全体”の主旨に照らして、しっかりと行われていくようにしてまいりたいと思っております。

記者:ガイドラインをつくるにあたって過度に厳しくしても、事業者としてはセールしにくくなって消費者の不利益に繋がるようなことがあり得ると思うのですが「(具体的に)そうではない」というお言葉をもう1度伺いたいのですが。

大臣:消費税の主旨に照らして不適正なことが行われないようにするとともに、事業者が、消費者の為になるような価格設定を行えるようなガイドライン確定に努力したいと思います。

[消費者庁 森まさこ大臣定例記者会見~「幼児教育無償化」編](2013年3月22日) もご覧下さい。
https://getnews.jp/archives/303221 [リンク]

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