古巣巨人に復帰する山口俊に課せられる2つの関門とは・・・

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古巣巨人に復帰する山口俊に課せられる2つの関門とは・・・

 ジャイアンツ傘下3Aサクラメントを退団し、帰国していた山口俊投手(33)と巨人が条件面で合意に達したことが分かった。2年ぶりの復帰となる。

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 今山口は2019年に15勝を挙げ、最多勝、最多奪三振、最高勝率と投手三冠に輝くなど5年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献。その後、巨人としては初となるポスティングシステムを利用して、トロント・ブルージェイズに移籍していた。

 新型コロナウイルス禍で変則シーズンとなった昨季はすべて救援として17試合に登板し、2勝4敗、防御率8・06。今季はキャンプイン直前に戦力外となり、ジャイアンツとマイナー契約を結んでいた。
 
 チームにとっても今回の復帰は大きい。現在、右ひじ違和感を訴えていたエースの菅野や昨年、左ひじの手術を受けたメルセデスが戦列に復帰したばかりだが、これまでコマ不足に苦しみ、中4日登板を強いられた先発陣、中継ぎ陣両方ともに負担を強いていたとあって、早くもタフネス右腕にラブコールが送られている。

 一方で復帰にあたって山口には乗り越えなくてはいけない〝壁〟もささやかれている。「何といっても首位を走る阪神戦で活躍すること。特に売り出し中の佐藤輝を抑えて「ストップ・ザ・阪神」の役目を果たすことで一部冷ややかに見ているファンも納得するのではないか」(球界関係者)。

 日本球界に在籍した19年シーズンは、対阪神戦、2勝1敗と対戦数は少ないが勝ち越している。内訳はホームの東京ドームで2勝、アウェーの甲子園で1敗していて、「ストップ・ザ・阪神」のためには、敵地・甲子園での「虎狩り」を成功しなくてはいけない。

 夢のメジャー挑戦を叶えながら、変則シーズンの影響もあったとはいえ、わずか1年で日本球界に復帰した山口にはネット上でも、「通用しなかったから戻してくださいはやっぱ違和感」「帰ってきてほしいような欲しくないような感じ」と手放しの歓迎ムードには至っていない。そういった声を封じるためにも阪神戦、中でも、4番も打っているルーキーの佐藤輝を封じ込めることで、存在を認めさせる必要があるというのだ。

 帰国後には自身のSNSで今回のメジャー挑戦について「自分なりに精一杯の努力をつづけたことは誇りですし、必ず今後の糧にしなければなりません」と決意を語っていた山口。交流戦明けの甲子園3連戦にはさすがに間に合わないが、チームは7月にも再び甲子園で3連戦(9~11日)を控える。現在、首位・阪神とのゲーム差は5(9日現在)。これ以上広げないためにも、山口の活躍に期待が高まっている。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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