富士フイルム、インテリアになじむ“木製”の7型液晶デジタルフォトフレーム発売へ

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デジタルフォトフレームなのに、木製のフレームに包まれるだけであたたかい雰囲気になるものです。富士フイルムが10月10日に発売する『DP-7V』は、7型の高精細液晶ディスプレイでクリアに写真、映像、そして音楽も鑑賞できるデジタルフォトフレーム。インテリアに合わせて、ウッドフレームとブラックフレームを選択することができます。

デジタルフォトフレームは、デジタルカメラで撮影した映像を、わざわざ印刷することなしに気軽に飾っておけるアイテムとして人気が高まっています。同社の調査によると、2009年には昨年比3倍となる90万台の市場規模が見込まれているそうです。

『DP-7V』は、総ドット数144万の高精細な7型液晶ディスプレイを採用。ちらつきなくクリアで美しい映像を再現します。また、一般的なデジタルカメラの撮影画像と同じ4:3の縦横比(アスペクト比)なので、表示したときに写真の上下左右がカットされることなく、画面をフルに使って表示することができます。

また、写真だけでなく動画や音楽再生にも対応。好きな音楽をBGMにして写真をスライドショーで表示したり、動画の音声付再生も可能です。自動縦横判別機能も搭載されており、本体の置き方を縦から横に変更すると画像の向きも自動的に変更します。

本体には512MBの内蔵メモリーを搭載しているほか、xDピクチャーカード、SD/SDHCカード、メモリースティックなど14種類もの記憶メディアにも対応していますので、デジタルカメラ、携帯電話などのデータを簡単に取り込むことができます。

フレームは、着せ替えが可能なWフレームを採用。温かい雰囲気のウッドフレームを取り外せば、シンプルなブラックフレームにと、インテリアや、置く場所の雰囲気に合わせて選べます。また、フレームは見やすい角度に7段階の調整することができ、壁に掛けることも可能です。

写真と一緒に時計やカレンダーの表示できるので、リビングのカレンダー代わり、時計代わりにも使えそうです。タイマー機能も搭載していますので、使わない時間帯はオフになるように設定しておけば消し忘れの心配もありません。

ただ、電源はACアダプターからですので、設置場所はコンセントの近くにしなければいけないようです。サイズはウッドフレームを取り付けた状態で、W238×H203×D40mm、重さ約676g、ウッドフレーム取り外し時のサイズはW189×H154×D27mm、重さ334g。価格はオープンです。
 
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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