映画祭「カリコレ2021」全上映作からホラー系作品を紹介 HDリマスター版『マイドク』、ロメロ追悼上映も
ミニシアター「新宿シネマカリテ」の映画祭、「カリテ・ファンタスティック! シネマ・コレクション(R)2021」が7月9日~8月5日の4週間にわたって開催。先日発表された第一弾ラインナップに続いて全上映作品が解禁となった。ホラー系作品を中心にご紹介する。
人里離れた森の別荘でクリスマス休暇を過ごす人々が、フレディー、ジェイソン、マイケルなど、ホラー映画のアイコンに執着する殺人鬼に襲われていく『パペット・キラー』。不良のようなルックスで口が悪い異端の神父と真面目で優秀な新米神父が次々と悪魔を追い詰めていく、エクソシスト映画の常識を覆すバディ・ムービー『スレイヤー 7 日目の煉獄』。世界一怖いホラー映画を撮るために集った集団“ローニン・チーム”と国民的女優マミーが仕掛けるタイ発ブードゥー・ホラーの名作『三眼ノ村 黒魔術の章』と『三眼ノ村 輪廻の章』。毎年恒例の旧作上映では、狂気の人体実験を行う医師に操られて両親を惨殺してしまった青年が復讐を遂げるべく、改造人間達と戦うバイオレンス・ホラー映画『マイドク/いかにしてマイケルはドクター・ハウエルと改造人間軍団に頭蓋骨病院で戦いを挑んだか』をHDリマスター版で上映する。
そして、ホラー映画の巨匠 ジョージ・A・ロメロ監督の命日(7月16日)には、幻の未発表作を含む3作品が追悼上映。人間を発狂させる細菌兵器の事故による人々の混乱を描いた伝説のパニック・ホラー『ザ・クレイジーズ』。現代を舞台に吸血鬼伝説を新たな視点・角度から描く異色ヴァンパイア・ムービー『マーティン/呪われた吸血少年』。70年代米国の高齢者虐待問題を容赦なく描いた、ロメロ史上最も恐ろしいといわれる未発表作『アミューズメント・パーク』が日本初上陸する。この3作は、10月から通常の公開も行われる。
このほか第一弾の解禁では、ニコラス・ケイジが悪夢のようなアニマトロニクスの人形達と死闘を繰り広げる主人公を演じる『ウィリーズ・ワンダーランド』、日本の怪談「百物語」にインスパイアされて製作されたニュージーランド発のショッキング・ホラー『劇場版 怪談百物語』などが発表されている。
このほか、全上映作品と映画祭の詳細は公式サイトにてお確かめを。
「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション®2021」
開催期間:7月9日(金)~8月5日(木) 4週間
開催場所:新宿シネマカリテ (〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目37-12 新宿NOWAビルB1F)
入場料金:新作 1,600円均一(リピート割で1,300円)、旧作 1,100円均一
映画祭HP http://qualite.musashino-k.jp/quali-colle2021
(C)2014-2019, 2021 Musashino Kogyo Co.,Ltd Tm.Musashino Kogyo Co.,Ltd.
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。