フォードが電動ピックアップトラック「F-150 Lightning」を発表、すでに注文続々
車業界は世界的に電動化が急速に進んでいますが、特に米国においてはピックアップトラックが人気の車種であることから消費者はF-150 Lightningに素早く反応し、発表から48時間で4万4500件を超える注文が入っているとのことです。
クリーンでパワフル
フォードはこれまでもピックアップトラック「F-150」を展開してきましたが、Lightningは電動モデルです。搭載バッテリーで駆動し、排気ガスを一切出さない環境に優しいタイプとなっています。もちろんそれだけではありません。四輪駆動を標準とし、パワーは536HP、775lb.ft。そして積載量は最大2000ポンド、牽引力は1万ポンドとかなりパワフルです。
大きな躯体ながらも停止した状態から時速100キロに達するまでの所要時間は4秒台と「瞬発力」もあります。航続距離は標準モデルで230マイル(約370キロ)とのことです。
15.5インチスクリーン搭載
その他の特徴としては、ダッシュボードに15.5インチと大型のタッチスクリーンを搭載しています。Apple CarPlayやAndroid Autoといったアプリに対応し、車のパフォーマンスなど必要な情報に簡単にアクセスできます。ソフトウェアのアップデートも無線でできるようになっています。日本と違い、米国は道路が広いこともあってピックアップトラックは人気の車種です。そうした実態を反映してか、フォードがF-150 Lightningのプレオーダー受付を開始してから、48時間で4万4500件超の注文が入ったとのことです。同社のCEO、ジム・ファーリー氏が5月21日にツイッターで明らかにしました。
同社はLightningを来春発売する予定で、価格はエントリーモデル3万9974ドル(約435万円)〜となっています。
(文・Mizoguchi)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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