『トゥームレイダー』日本語版不買運動起きる 「日本語版を勝手に削除したから」

UKチャートで2周連続1位となった『トゥームレイダー』最新作。海外では3月5日に既に発売されSteamでの値段は49.99ドルとなっている。日本語版は4月25日に7800円で発売予定となっている。
しかしそんな海外版に日本語字幕と音声が紛れていたのである。言語設定でも日本語を選択可能となっており、完全に日本語にすることが可能であった。しかし先日のアップデートで日本語が削除されるという出来事が。選択可能であった言語設定の日本語も選択不可能となってしまった。

そんなことから日本語で遊びたいユーザーは日本語版を買わざるを得なくなってしまった。もちろん49.99ドルではなく、7800円という値段を払って。そんな出来事に怒り狂ったネットユーザーは「トゥームレイダー日本語版不買運動!」を起こしているようだ。

トゥームレイダーの日本語化パッチを当て、あえて日本語版を買わないという日本語版不買運動に踏み切っている。

過去にスクウェア・エニックスは『Hitman: Absolution』にも同様に日本語を混入させており、後日のアップデートで日本語化できなくなった。しかもそのときのアップデートが日本語を削除するためだけのアップデートだった。
こちらも日本語版は海外版の5倍の値段で、特典も一切無いという物であったため、海外版の購入を考えるユーザーが多かった。

今回も同様に純粋に日本語版(7800円)を購入するか、海外版を購入するかで迷っているユーザーが多いようだ。そして2chでは不買運動まで起きてしまっている。

元々持っていた日本語ファイルならともかく、他人から受け取った日本語ファイルを使い日本語化するのは不正なことなのであまりオススメ出来ない。『Skyrim』のようにMOD推奨ゲームならともかく。

今回のパブリッシャーであるスクウェア・エニックスは日本のパブリッシャーである(開発はスクウェア・エニックスの子会社であるCrystal Dynamics社)が、もやは国内メーカーよりもUBIやベセスダ、EAといった海外メーカーの方が日本語化に積極的なような気がするのは筆者だけだろうか。

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※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

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