サウンドアーティスト Nami Sato ニューアルバム『World Sketch Monologue』が UK最先端のレーベルよりリリース



仙台を拠点とし活動する、アナログシンセサイザー、フィールドレコーディング、アンビエント、ストリングスな どのサウンドを取り入れた楽曲を制作する鬼才サウンドアーティスト、Nami Sato(佐藤那美)が、2019年の 『Our Map Here』に続くニューアルバム『World Sketch Monologue』を、2021年3月31日、アンビエント、エクスペリメンタル、電子音楽のUK最先端レーベルよりリリースが決定。それに先駆け、新曲”Blue Drizzling”も、同レーベルよりリリースされた。
2019年に20年に及ぶ歴史に幕を閉じた、若く才能溢れるアーティストたちを支援する世界的な音楽学校「Red Bull Music Academy (以下RBMA)」。Nami Satoは、2018年にベルリンで開かれたRBMAへ参加した日本代表。そこでの経験は彼女にとってその後長く続くこととなるクリエイティブジャーニーに大きな影響を与えた。その後も、彼女の才能はとどまるところを知らず、APHEX TWINやTHE XXを魅了した次世代アイルランドのプロデューサーMMOTHSことJACK COLLERANや、モスクワをベースに活動する才女、KATE NVとのコラボレーションは記憶に新しいところ。2019年、東日本大震災で被害のあった集落でフィールドレコーディングした音源から制作したアルバム『Our Map Here』は、各方面から大絶賛された。
ニューアルバム『World Sketch Monologue』は、自身が「もっともピュアな楽曲を作ることができた」と振り返る、「世界」「音楽」「モノローグ」に対する彼女のピュアな気持ちが表現された原点回帰のアルバムであると言える。
全体を包むのは、壮大で流麗なアンビエント空間に流れる、美しく幻想的でシネマティックな世界観。友人でもあるイスラエルの女性写真家Parnian Ghorbaniによるアルバムジャケットがそれらを絶妙に捉えており、Nami Satoの極私的で感情に満ちた、全く新しい世界の旅を感じることができる。
昨年、新型コロナウィルスの影響でアイルランドへの移住を断念せざるをえなかった彼女。身体は依然同じ場所にいながら、その才能と魂は、物理的な境界線を超えた世界で開花し、より激しく私たちの心を揺さぶる。





Nami Sato
『World Sketch Monologue』
Now on Sale
(THE AMBIENT ZONE)

1.SWIM
2.YOURS
3.HER
4.Lily Yeats
5.THEY
6.SEADBED
7.EDGE
8.Blue Drizzling
9.EAST
10.TEN
https://snd.click/worldsketchmonologue
Photo by Parnian Ghorbani



Nami Sato / 佐藤那美
1990年生まれ。サウンドアーティスト。宮城県仙台市荒浜にて育つ。活動拠点を仙台に置き、アナログシンセサイザー、フィールドレコーディング、アンビエント、ストリングスなどのサウンドを取り入れた楽曲を制作している。東日本大震災をきっかけに音楽制作を本格的にはじめる。2013 年、震災で失われた故郷の再構築を試みたアルバム “ARAHAMA callings” を配信リリース。2015年3月11日から毎年、母校である震災遺構荒浜小学校での「HOPE FOR project」にて會田茂一、恒岡章(Hi-STANDARD)、HUNGER(GAGLE)らとライブセッションを継続している。2018年 “Red Bull Music Academy 2018 Berlin” に日本代表として選出。2019年、ロンドンを拠点とするレーベルTHE AMBIENT ZONEよりEP “OUR MAP HERE” をリリース、BBC等多くの海外メディアに取り上げられる。2021年3月31日、最新フルアルバム “World Sketch Monologue” をリリース予定。

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NeoL/ネオエル

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