その目の疲れ「VDT症候群」かも

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その目の疲れ「VDT症候群」かも

 今やパソコンやスマートフォンなどのデジタル機器は、私たちの生活やビジネスにおいて欠かせないアイテムです。これらのディスプレイ作業(VDT作業)により、疲れ目や肩こりなどのVDT症候群の症状を訴える人が増えています。ここでは、VDT症候群の症状や予防・対策法をご紹介します。

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VDT症候群とは?

VDT症候群とは、スマホやパソコン、タブレットなどの画面表示装置(VDT:ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)を長時間同じ姿勢で見続けることで心身にさまざまな不調をもたらす症状をいいます。

VDT症候群になると、目の疲れや痛み、ドライアイ、かすみ目、視力低下といった目の症状だけでなく、腰痛、首や肩のこり、腕の痛み、背中の痛み、手指のしびれ、頭痛など、全身の症状をともなうことがあります。

さらに進行すると、イライラや不安、不眠、抑うつ状態などの心的不調につながるので早めの対処が必要です。

VDT症候群の予防と対策

パソコンなどの作業をするときは、以下の点に注意してVDT症候群の予防・対策に努めましょう。

●適度に休憩を入れる
近くを見続けていると、目のピント合わせをする毛様体筋という筋肉が凝り固まります。1時間ごとに10〜15分程度の休憩を挟み、目を休めましょう。遠くをぼんやり眺めることで、毛様体筋の緊張をほぐすことができます。

●体操する
パソコン作業などで無理な姿勢を続けていると、全身の血行が悪くなり、痛みやこりの原因になります。作業の合間に首回しや肩回しなどのストレッチを行い、血行を促して身体の疲れをとりましょう。

●作業環境を整える
目の負担を軽減するために、室内は明るい場所と暗い場所の差をできるだけ小さくし、まぶしくない環境に整えましょう。画面と目の距離は40㎝以上保ち、視線がやや下向きになる角度に設置します。

●正しく視力を矯正する
メガネやコンタクトレンズは度数のあったものを使うことが大切です。

●乾燥に注意する
ドライアイを防ぐために、室内の乾燥に注意しましょう。空調の風が直接目に当たらないようにしてください。目の渇きを感じたら、涙液に近い成分の「人工涙液」の点眼をこまめに使用することをおすすめします。

【参考】
VDT症候群とは−目の病気百科|参天製薬
https://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/library/vdt_syndrome/
(参照 2020-11-15)

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