「言葉が尖りすぎ!」 庶民女子がお嬢様から「双子の絆」を結ぼうと迫られるマンガの勢いありすぎだった
サークル『155(イチゴーゴー)』『あの子』で百合作品を中心に発表している九地さん(@_155_1)が、マンガ『百合好き(お嬢様)と百合好き(庶民)が女学校で手を組む百合未満の話』をTwitterに公開。百合を愛でるために女子校に入った手橋さんの前に絵に描いたようなお嬢様の佐々屋さんが現れて……というストーリーに「最高」「言葉が尖りすぎ」といった反応が寄せられています。
pic.twitter.com/uDnUF7eTwS— 九地サスペンス百合個人誌(電子書籍版)2冊連続刊行 (@_155_1) March 6, 2021
「双子(ツインズ)制度」なる生徒ふたりが絆を結ぶ女子校に通う庶民の手橋潤さん。百合ポイントの高い制度を近くで拝むために入学したといいますが……。
そんな手橋さんの前に現れたのが、佐々屋メイリさん。「とつぜん呼び出してごめんなさい。佐々屋と申します。手橋さん一緒に双子の絆を結びましょ?同じ百合豚として」「なんて!?」と慌てます。
「この人確か首席で大企業のオジョー様…」と思い「きゅっ…急に何ですか」と後ずさりする手橋さんに、「あれ? 私、何か間違ったコト言いましたか??」とナチュラルに疑問形で返されて「言葉のパワーがエグいんだよ!!!」とツッコミます。
「大体、アンタの絆んで私に何の得が…」という手橋さんに、「! 手橋さんメイドはお好きですか?」と言い出す佐々屋さん。「は? 大好物だが?」「何故キレ芸なんです?」といいつつ、「私と絆めばメイド百合…見放題ですよ」と勧誘……。
「よろしく、佐々屋ちゃん!!」とあっさり陥落。「メイリと呼んで下さい。いやぁ~、チョロくて助かりました~」とガッツリ握手をするのでした。
とにかく「双子の絆」を結ぶまでの勢いと言葉のセンスが際立っているこのマンガ。九地さんは「百合好き同士を合わせてみたらどうなるんだろう?と思って描いてみました」といい、百合について「女の子同士だから見えてくる“かわいい”だけじゃない感情のずるさ・醜さに魅力を感じます」と語ります。
「この話は今後も続けて描きたいと思っています」という九地さん。「メリーバッドエンドのちょっと闇深い百合も電子書籍の個人誌の新刊として描いているので、気になる方は是非よろしくお願い致します!」といいます。「絵柄が好き」という声も複数上がっていたので、気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
九地(pixivFANBOX)
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※画像はTwitterより
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乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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