急速充電対応も安心なAiperのポータブル電源「FREEMAN 300」レビュー 78000mAh容量で8台同時に充電・給電可能
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Aiper(株式会社アイパー・ジャパン)が3月4日に発売したポータブル電源「FREEMAN 300」のレビューをお届けします。
最大300WのACを1口、最大60WのPower Delivery対応USB Type-Cポートを1口、Quick Charge 3.0対応で18Wの急速充電対応ポートを含むUSB Type-Aポート3口、最大120W出力のシガーソケット型を含むDCポート3口を搭載し、最大8台のデバイスを同時に充電・給電できるポータブル電源。「AC」「USB」「12V」の各出力ボタンを長押ししてランプが点灯すると、そのポートから給電が可能になります。
大きく見やすいLCDディスプレイは、入力と出力のパワー、バッテリー残量、電池温度や冷却ファンの動作状態、過負荷状態を表示。AC出力は「画面表示」ボタンと「AC」ボタンを同時に長押しして周波数が切り替えられ、現在の周波数が50Hzか60Hzかをディスプレイ上に表示します。
容量は78000mAh(280.8Wh)で、重量は3.75kg。ハンドルを片手で持って手軽に移動できるので、アウトドアや災害時に活躍します。ポリカーボネートとABSを使用した筐体は、耐燃性規格UL94-V0を取得している点にも注目。「接炎の後も、10秒以上燃焼を続けない」ことが証明されているそうで、キャンプ場や災害現場でも安心して使用できるのは魅力です。
黒地にオレンジをアクセントに使った本体カラーは、初回ロットのみの限定カラー。洗練された印象がありつつ、暗い場所や屋外でも見つけやすいのがポイントです。
非常時を想定して、いろいろデバイスを給電してみました。ACからノートPCの電源を供給すると出力は4W程度。ノートPCのバッテリー残量にもよりますが、この状態で70時間は電源供給できるという計算になります。圧倒的な安心感……!
さらにUSB-Cポートからスマートフォンを急速充電し、USB-AポートからiPadを充電すると出力は合計13W程度に。5000mAh容量のスマートフォンなら15台以上、iPadなら8台以上をフル充電にできるので、複数デバイスの充電も安心です。
Quick Charge対応のUSB-Aポートからモバイルバッテリーも充電。24W程度の出力になりました。ざっくり見積もってこの状態で10時間以上は給電できる容量があるので、災害時に停電があっても、復旧するまである程度テレワークをこなすことはできそうです。非常時に在宅避難ということがあっても、たとえば家族4人分のスマートフォンを充電しながらACで随時、ノートPCや照明に給電して日常生活を守ることができます。
本体の充電は、付属のACアダプターからのDC入力、ソーラーパネル、カーチャージャー、USB-CポートからのPD給電が利用可能。DC入力ポートは最大72Wの入力に対応します。本体を充電しながらUSBポートから給電するパススルー給電にも対応。非常時に備えて本体はフル充電の状態を保ちつつ、USB電源として活躍します。
ACアダプターとPD給電は併用できるので、60W出力のUSB充電器を使えば2系統で最大132Wの充電が可能に。約2~3時間でフル充電できます。通常はACのみで7時間かかる充電時間を大幅に短縮できるので、災害が発生して急きょ備えが必要なケースにもすぐ対応できる安心感があります。
付属のポーチにはACアダプターとシガーライターケーブルを収納。本体とセットで保管や持ち運びに利用できます。
出力ポートが充実していながら直観的に使いやすく、初めてのポータブル電源として最適な1台という印象を持ちました。今後はFREEMANシリーズとして最大10台のデバイスを給電・充電できる614.4Wh容量の「FREEMAN 500」、最大8台を給電・充電できて224.64Wh容量の「FREEMAN 200」をラインアップする予定ですが、ポート数・容量と価格のバランスがとれた購入しやすいモデルがFREEMAN 300と言えそうです。
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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