名優クリストファー・プラマーがスクリーンで見せる最後の演技『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』本編映像
1966年4月、ベトナム戦争で多くの兵士たちの命を救うために命を捧げた空軍兵がいた。彼の名は、ウィリアム・H・ピッツェンバーガー。英雄として讃えられるはずの彼には名誉勲章は授与されることはなかった。なぜ、名誉勲章は30年も却下され続けたのか。今、一人の青年が衝撃の真実を暴く。豪華アンサンブルキャストで贈る骨太の社会派感動作『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』が、3月5日(金)よりシネマート新宿ほか全国ロードショーとなります。
先日急逝した、名優クリストファー・プラマーが最後に演じたのは、ベトナム戦争で息子を失った心優しき父親。「私はガンなんだ。宣告された余命は過ぎてる」―円熟の演技で魅せる名優が心を揺さぶる本編映像が到着しました。
セバスチャン・スタンが初主演作で演じるのは、国防総省空軍省のエリート職員ハフマン。1999年のある日、彼のもとをベトナム戦争の退役軍人タリー(ウィリアム・ハート)が訪れ、自らの命を犠牲に数多くの仲間たちの命を救ったウィリアム・H・ピッツェンバーガー(ジェレミー・アーヴァイン)に名誉勲章を与えるべきだと訴えます。調査を開始したハフマンは、残された家族や退役軍人たちの証言によって、知られざる英雄の勇気ある行動に大きく心を動かされていくのです。
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去る2月5日に急逝したハリウッドを代表する名優クリストファー・プラマーの円熟した演技が堪能できる本編映像が解禁となった。タリーの紹介でピッツェンバーガーの両親とも交流を深めたハフマンは、プラマーが演じる父フランクを訪ねる。映像は思い出を語る父がハフマンを息子の部屋へと案内する場面。
ピッツの部屋に案内されたハフマンは、「“ジェニー”とは?」と尋ねる。「ジェニー・レイナーだ。息子が戦場にいる時ここに住んでいた」と微笑むフランクに、母(ダイアン・ラッド)が感慨深げに「あの日、私たちは2人の子供を失ったの」と言葉を重ねます。戦争によって息子だけでなく彼の恋人ジェニーまでも夫妻の元を去ったのです。
息子が残した戦闘機のプラモデルの横に置かれた箱を手にした父は、「結婚した時にくれたがいまだに読めない」と彼女に貰った手紙を今も大切にしている。その姿に呆然とするハフマンは、「聞いて下さい。勲章の件は数か月でなく数年かかる」と伝えます。
息子の名誉の証となる名誉勲章の授与を願う父は、「私はガンなんだ。宣告された余命は過ぎてる」と病魔に冒されていることを告白する。「主人は頑張り屋さんなの」と母がそっと手を差し伸べます。フランクは「子供を失う方が死よりつらい。君に任せる」と、大切にしてきた手紙の箱を手渡して部屋を出ていく。息子を愛し続ける父の願いを託されたハフマンの先には、どんな真実が待ち受けるのか…。
スクリーンでクリストファー・プラマーを見られる最後の作品となった本作には、ウィリアム・ハート、サミュエル・L・ジャクソン、エド・ハリス、ピーター・フォンダら、ハリウッドを代表する超豪華キャストが集結。見応え充分の演技合戦をぜひ、映画館で。
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