夢の8秒台をめざす。人類最速の「四足走行アスリート」に話を聞いてみた

ウサイン・ボルトが100m走で9秒58の世界記録を叩き出したのが2009年。今年でもう12年が経ちますが、誰もあのベルリンでの大記録を破ることはできないのでしょうか?
いいえ、その記録を更新する可能性を秘めたアスリートが日本にいるんです。その方は”とある世界記録保持者”なのですが…
神奈川大学の衣笠教授が俺の四足走行を研究し結果を論文で発表している。バイオメカニクスを駆使し人類の短距離の記録は2048年に四足が二足を抜く可能性がある。俺のトレッドミルの記録からシミュレーションで得た最高速度は秒速10.7m。この速度で100mを走り切れば9秒3。いよいよ可能性が見えてきた。 pic.twitter.com/9PVFGhnRsQ
— いとうけんいち@四足最速の人類 (@itokenichi_) February 18, 2021
twitter.com@itokenichi_
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「いや、想像してたのと違う……」と思ったそこのあなた。ちょっと待ってください!
そもそも動物は四足歩行。犬も猫も猿も四足で走りますよね。けど人間より速い。そういうことです(どういうことだ)。
実際ツイートでも語られているように、将来的には四足歩行が二足を上回る可能性があるとのこと。これは本当にスゴイ人なんじゃないですか!?
四足走行アスリート「いとうけんいち」さんに話を聞いてみた!
とはいえ、実際に記録目指しちゃうあたり、なかなかクレイジーなお方。いったいどんな人なんでしょうね?ということでちょっと話を聞いてみました。
Q1. 四足歩行を始めたきっかけについて教えてください!
動物園で見たパタスモンキーの走っている姿に憧れて始めました。
パタスモンキーを見た後に公園で四足で走ってみたら、とても速く走れて、家に帰って調べたところ四足で人類が走る競技が無かったので自分で競技化する事を決意しました。

Q2. 100mの世界記録、ズバリ更新する自信はありますか?

ほとんどの四足動物がウサインボルトよりも速く走れる事を考えると、将来的には四足が二足の記録を更新すると確信しています。人類が二足で100m9秒切るのは無理なのでは?と言われていますが、四足ならいずれ可能かと。人類も四足で100m8秒台ぐらいまでいけると思っています。
Q3. 走っている時、手は痛くないですか?
掌底の部分が手のカカトになり、そこが分厚くなっているので痛くないです。
手ではなく、痛めることが多いのは手首ですね。
なんと100m8秒台もいずれは可能とのこと!これぞ人類の進化。将来的にはオリンピックの100m走がみんな四足歩行になったりするのかしら……。
それにしても、きっかけといい、怪我と向き合う姿といい、本物のアスリートそのもの。お話を聞く前に、正直少し変わった方なのかな?と思っていたのが恥ずかしくなるくらいに、真剣度120%、未知の世界に挑むチャレンジャーでした!
いとうけんいちさんが実際に四足で走っている姿はツイッターで見ることができます。ぜひ一度ご覧あれ。
Twitter:@itokenichi_
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