SNS上の「都合が良すぎる恐怖話」を作る奴ら “いいね!”の前にその話がフェイクではないかを吟味したい好例が発生

分かる人には分かる 一投目から釣りの臭い
とあるマンションでの恐怖体験をつづったツイートが話題となっています。その内容に、ネット上では「えぇ……怖すぎる…」「釣りムードが漂ってるw」といった様々な声が寄せられていました。
なんかまた女の人叫んでる?
— すいま Ver.
5/1,2 Aqours凱旋ライブ
(@SuimA7) February 22, 2021
流石にネタかイタズラだよな?こんな注意喚起ある?マジで理解できないんだけど誰か解説して?もうやだこのマンション pic.twitter.com/iUmq6pcwgv
— すいま Ver.
5/1,2 Aqours凱旋ライブ
(@SuimA7) February 24, 2021
「ステージ4のガンも治すパン」!? 世界の医学を覆す無敵レベルの食品を売る店で真相を聞いてみた | TABLO
ことの発端は21日、とあるTwitterユーザーが『このマンション、なんか最近変な声するんだけど』と投稿したことでした。投稿者曰く、その声は中年の女性のものだといい、狂ったような笑い声が廊下の方から聞こえてくるといいます。
そして、その数日後にも叫んでいるような声が聞こえ、24日には警察と救急車が出動する騒動に発展。投稿主は警察から“タチバナ”という女に心当たりがないか訊ねられたそうで、『マンションの住人と交流ないし、全く知らん。最近聞こえた変な声はこいつのなのか? てか、事件?』とつづっていました。
そのまま何事もなく終わるかと思われましたが、この“タチバナ”という女性にまつわる注意喚起の貼り紙がマンションに掲示されていたといい、そこには『先日より発生している不審者の目撃に伴い、午前1時から午前3時までの不要不急の外出を控えるようお願い申し上げます』『当該時間帯に外出が必要な場合は、決して一人では行動せず、視線を下げて移動するようお願い申し上げます』『「タチバナ」と名乗る女性に声をかけられた場合は決してその顔を見ず、急いで構外に出るか、近くの部屋へ助けを求めるようよろしくお願い申し上げます。その際、404号室へは入室しないようご注意ください』などといったことが記載されています。
これに投稿主は『流石にネタかイタズラだよな? こんな注意喚起ある? マジで理解できないんだけど誰か解説して? もうやだこのマンション』とつづり、かなりの恐怖心を抱いている様子でした。
関連記事:【画像】恐ろしい……脳洗浄した人が「ぐっすり眠れる」と発言【フェイク?】 | TABLO
このツイートが広く拡散され、ネット上では、
「これは流石にホラー案件過ぎませんか…早く解決しますように…」
「えぇ……怖すぎる…あるとしたら女性のストーカーとかですかね?」
「決してその顔を見ず、のところがもうホラー」
といった戦慄の声が寄せられています。
しかしその一方、貼り紙に記載されている『スリーリバー如月アベニュー』という名前のマンションが実在しないといった指摘もあるようで、
「思わずスリーリバー如月アベニューで検索してもうた。まあお察し」
「スリーリバー=三途の川? きさらぎ? 404号室…? 何だか都市伝説になるために設定されたようなマンションですね」
「株式会社スリーリバーと如月で、一気に釣りムードが漂ってるw さすがにやりすぎ」
などといった声も寄せられていました。
創作の話であるならそれに越したことはないですが、ネタばらしは早々に願いたいものです。(文◎絹田たぬき)
あわせて読む:悪い顔を見せた チョコレートプラネッツ長田・松尾が逮捕か!? 「巧妙すぎる」犯行顔に視聴者からなぜか絶賛? | TABLO
関連記事リンク(外部サイト)
「松本人志を表示しない方法を教えて」 Amazonプライムが300円お詫びクーポン券発送
日テレ24時間テレビに重大なヤラセ疑惑 タイで行った“東日本大震災の死者を弔う祭り”は金を払って人々を集めたデッチ上げだった!
タピオカ・ミルクティーを飲み続けた結果、死を覚悟した女性 今から恐ろしい話をします

TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。
ウェブサイト: https://tablo.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。