ラベンダーの香りに癒されよう!おすすめの活用法をご紹介!

ラベンダーの香りに癒されよう!おすすめの活用法をご紹介!

ラベンダーはハーブの中でもその香りのよさから高い人気を誇ります。紫色の花穂が一面に広がる風景は、観光スポットとしても人気の場所です。そんなラベンダーは活用法も多々あります。ラベンダーのさまざまな活用法と、使う上での注意点をご紹介します。

ラベンダーの香りを満喫する活用法とは?

ラベンダーはその香りのよさで、さまざまな癒しグッズで活用されています。ハーブの中でも高い人気を誇り、ガーデニングで育てている方も多いことでしょう。

 

ラベンダーはハーブとしてもさまざまな効能を持ち、決して香りだけの植物ではありません。花以外の葉や茎にも活用法があるのです。ラベンダーのすべてを無駄にしない、おすすめの活用法をご紹介します!

 

 

ハーブバスやポプリに

ラベンダーは水あげの悪い植物です。そのためせいぜい2日ほどでしおれてしまうため、切り花としてはあまり向いていません。早々に風通しのよい日陰に逆さに吊るして、ドライフラワーにしてしまいましょう。

 

ドライフラワーにしたラベンダーにはさまざまな活用法があります。切り花のようにしおれる心配がないため、ほかのドライフラワーと一緒に飾るのもよいでしょう。細かく刻んでから出しパックなどに入れ、お風呂に入れればハーブバスとしても楽しめます。

 

ラベンダーのハーブバスは、その香りによるリラックス効果のほかにも血行促進などの効果が期待できるため、冬場の冷え性対策にもおすすめの活用法です。ガーデニングでラベンダーを育てている方は、試してみてはいかがでしょうか?

 

ラベンダーのポプリを作るのもおすすめの活用法です。ドライフラワーにしたラベンダーの花だけを、手でしごいて落として集めます。集めた花は瓶に入れて、ラベンダーのアロマオイルを数滴たらしたら、2~3週間冷暗所で寝かせれば完成です。

 

ポプリを袋に入れてサシャを作り、部屋やクローゼットの中のほか、戸棚や食器棚の中に入れておくと、防虫効果が期待できます。

 

 

ハーブティーに

ラベンダーには香りによる癒し効果のほかにも、さまざまな健康効果があるとされています。緊張をほぐして傷みを和らげる鎮痛作用もあり、頭痛や胃痛のほか、女性の月経痛にも効果があるとされているのです。

 

そのほかにも免疫力を高める効果も期待でき、風邪などの病気にかかりにくくしてくれます。香りに含まれる成分の効果もあるのか、特に呼吸器系の疾患に効果的とされているのです。

 

そんなラベンダーの健康効果を取り入れるなら、ラベンダーをハーブティーにする活用法がおすすめといえます。香り成分だけでなく、ラベンダーそのものが持つ健康効果を余すところなく取り入れられます。ではラベンダーのハーブティーはどのように淹れたらよいのでしょうか?

 

ラベンダーのハーブティーの淹れ方

生のラベンダーでハーブティーを作る場合は、大さじ2杯に熱湯を注いで淹れてください。ドライの場合は半分の大さじ1杯で十分です。2分ほど蒸らせば飲み頃になりますが、濃さは好みで調節してもよいでしょう。1回淹れたら終わりといわず、3~5杯は楽しめます。

 

淹れてる間でもラベンダーの芳醇な香りが楽しめますが、香りが強すぎるという方はほかのハーブや紅茶とブレンドするのもおすすめです。ブレンドティーを作る場合には、ラベンダー大さじ1/4杯に対し、紅茶やほかのハーブを大さじ1杯で混ぜるとバランスがとれます。

 

香りはいいけど味が物足りない、好みでないという方は、はちみつや砂糖の甘味を加えるか、こちらもブレンドティーで好みの味を探すのもおすすめです。ハーブティーは定番の活用法の1つですが、自分でブレンドティーを作ってみると、奥の深い楽しみ方といえます。

 

ラベンダーワインもおすすめ

ラベンダーの花穂を軽く洗ってキッチンペーパーなどで水気をとったら、白ワインに花穂全体が入るように漬け込みます。2~3日ほど置いておくとラベンダーの色が抜けてワインに出るので、漬け込んでおいた花穂を取り出したら完成です。

 

ラベンダーの香りはリラックス効果のほか、自律神経を整え、別名睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌も活性化してくれます。不眠の改善と良質な睡眠をもたらしてくれる効果が期待できるため、お休み前の1杯としておすすめの活用法です。

 

 

お肌のケアに

ラベンダーには殺菌作用や皮膚の炎症を抑える効果、抗菌作用があるとされ、昔から薬としての活用法もありました。そのためお肌のトラブルや、火傷やけがの消毒にも適しています。

 

ハーブバスにしたり、ラベンダーオイルを直接肌荒れ部分や頭皮の気になる部分に塗ったりすれば、皮脂の分泌も整えて改善してくれるのでおすすめです。ラベンダーオイルは市販の物を買ってもよいですが、簡単に手作りもできます。

 

ラベンダーオイルの作り方

オリーブオイルに、生でもドライでもどちらのラベンダーでもよいので、ある程度細かく刻んだものをオイルから出ないようにしっかり漬け込みます。色が抜ければ、冬場などの荒れたお肌に軽く塗ってマッサージすれば、改善効果が期待できるのでおすすめです。

 

市販のアロマオイルを使っても

大量に塗るのはよくありませんが、少量をお肌の気になる部分に塗ったり、ホホバオイルやココナッツオイルなどのキャリアオイルと混ぜてマッサージに使ったりしても、お肌のトラブル改善に効果的な活用法としておすすめです。

 

ガラス製のスプレー容器に、無水エタノール10mlとアロマオイル10~20滴、精製水90mlを入れたものを部屋にスプレーすると、部屋全体にラベンダーの香りが広がってリラックスできます。お肌トラブルや、手軽に芳香浴をしたいときにおすすめの活用法です。

 

 

ラベンダーの活用法の注意点

ラベンダーには通経作用があるため、妊娠中は注意が必要です。妊活中や妊娠中は、ラベンダーの使用は避けるようにしましょう。安定期に入っても芳香浴までがよいといわれますが、主治医と相談してからの使用がおすすめです。

 

乳幼児にとってもラベンダーは注意が必要とされています。香りも乳幼児には強すぎることがあり、オイルも過敏症が出る危険性があるのです。そのため3歳未満は使用を避けてください。なるべくならパッチテストをしてから使う方が安心です。

 

ラベンダーは活用法が多く、母親にとってはよいものですが、乳幼児は大人よりも嗅覚が鋭くて肌も敏感なことから、3歳を超えても芳香浴でも使うのは大人の1/10以下が望ましいとまでいわれています。くれぐれも子供への配慮を忘れないようにしてください。

 

 

おわりに

ラベンダーはさまざまな活用法のあるハーブです。その香りのよさが目立ちますが、肌にもよいなど女性に嬉しい効果がたくさんあります。その特徴と注意点も意識して、上手に日々の生活に取り入れてください!

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