「一生懸命働くこと」と「自分を大切にすること」は両立できるのか?「仕事が忙しいことを理由に自分を変えられないまま……」『はたらく細胞BLACK』担当編集者の言葉が大人たちに刺さりまくる

access_time create folderエンタメ

現在TVアニメも好評放送中の不摂生や重度のストレスを抱えた体内環境の様子を描く漫画『はたらく細胞BLACK』が、1月21日発売の「モーニング」8号にて最終回を迎えた。

『はたらく細胞BLACK』は「月刊少年シリウス」の人気コミック『はたらく細胞』のスピンオフ作品となり、「飲酒」「喫煙」「睡眠不足」などの重なる不摂生やストレスにより、体内環境がBLACK化してしまった身体ではたらく細胞たちの過酷な労働を描いた作品だ。

今年の1月よりTVアニメの放送がスタートしたが、漫画版が2年半の連載に幕を閉じたタイミングで、過去の担当編集者のツイートを公式Twitterアカウントがリツイートした。

「はたらく細胞BLACK」を僕がどんな気持ちで編集担当しているか、読者の皆さんに知って頂くのもいいかも、と思ったので呟きます。画像は、書店さんに置いてもらう用の「試し読み冊子」の巻末に書いた文章です。超絶自己満な、およそ宣伝物に書くような内容ではないので、ご興味のある方だけどうぞ…。

とつぶやかれたツイートの画像(テキスト)には、

私は、喫煙者です。お酒も好きです。仕事がら、生活リズムも不規則になりがちです。恥ずかしながら、髪も薄くなってきて、体重は90キロ近くあります。「これでいい」とはまったく思っていません。でも、仕事が忙しいことを理由に、自分を変えられないまま毎日を過ごしていました。

飲み会の席で、体重のことを先輩に相談したとき、こんなことを言われました。
「太っているのは頑張って働いている証拠だ。忙しい人ほど食事に気をつかえず、睡眠時間も減り、太っていく。恥じる必要はない」と。
自分を肯定されたことが嬉しくて、私はこの言葉にずいぶん助けられました(K先輩、ありがとうございました)。
ですが一方で、奥さんからは毎日のように、「煙草をやめてほしい、早く仕事をきりあげて寝てほしい」とも言われ続けていました。こういうことを言う時の奥さんは、いつも今にも泣きそうな顔をしていました。
「一生懸命働くこと」と「自分を大切にすること」。この二つは両立できるのか。できている方も沢山いることは分かっていますが、少なくとも私にとっては、ずっと頭の片隅で脳みそをチクチクさせる難題でした。

編集長から、「大人特有の悩みを扱う『はたらく細胞』の大人版を担当せよ」と言われた時、大げさに言うと、運命を感じました。その漫画は、私自身の体の中の物語になると思ったからです。そしてこの漫画はきっと、私のように脳みそがチクチクしている大人たちへ、エールを送れる作品になると思いました。

(一部抜粋)

と赤裸々に担当編集者の思いが綴られ、本作について「あなたの物語かもしれません。どうか私と一緒に、悩める赤血球を見守ってください。そして、彼が彼なりの“答え”を見つけられたときには、一緒に祝っていただけたら嬉しいです」と述べ、作中の細胞たちと一緒にもがきながら、作品を作り上げている様子が伺える。

連載開始から注目を集めてはいたが、今年に入りTVアニメが放送開始したことにより、

・なんか健康的な生活するかと思ったのでいいアニメかも
・描写が怖く感じたけど勉強になった。
・生活習慣をマジで変えないといけない気がする。タメになる漫画&アニメだなー
・どんなホラーやスプラッター映画みるよりしんどくなる……ごめんな。。。 いま生活見直してるからさ…

など、さらに多くの大人たちの心に響く作品になっているようだ。

関連記事:
「業界内視聴率を上げたい!」クリエイターに刺さる?TVアニメ『はたらく細胞BLACK』榎木淳弥&日笠陽子インタビュー みんなでアフレコする重要性をコロナ禍で再認識
https://getnews.jp/archives/2915268

access_time create folderエンタメ
ぽん

ぽん

テレビが好きだポン。NHKの受信料はちゃんと払ってるポン。

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

ガジェ通制作ライブ
→ガジェ通制作生放送一覧