「VFX-JAPANアワード」映画部門に『ALWAYS 三丁目の夕日’64』、博展部門に『巨神兵東京に現わる』

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2月21日(木)〜2月25日(月)まで開催中の「第23回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」。23日、映画祭内のイベント「VFX-JAPANアワード2013授賞式」が行われ、劇場公開映画部門で『ALWAYS 三丁目の夕日’64』が受賞。山崎貴監督が登壇しました。

「VFX-JAPANアワード2013授賞式」は、 2011年冬~2012年秋に制作、公開された劇場公開映画・アニメ、テレビ番組、MTV、TVCM、ゲーム、博展映像からノミネート作品を選出、優秀作品を表彰するイベント。

山崎監督が登壇すると、観客からは大きな拍手が贈られ、監督は喜びのコメントを以下の様に残しています。

山崎貴 監督 受賞コメント

おそらくこの賞は作品のシリーズ全体に対して頂いたような気がしています。特に今回の作品はステレオ3D作品だったのでスタッフが本当に大変な思いをしました。全部本編を現場で撮ってしまったので奥行に合わせたCGを作らなくてはならず、位置合わせがとにかく大変でしたが、皆が頑張ってくれました。彼らに良いお土産ができて良かったです。

このアワード自体は今年始まったばかりですが今後も続いてくれれば、この賞を取る事を僕らも目標に出来ると思いますし、スタッフ達にとっても一つの目標にもなるので、これからも続けていってほしいなと思いま
す。僕らもまた、この賞を狙えるような次の作品を作っていきたいと思います。

今や、ハリウッドをはじめ世界中で必要不可欠な日本のVFX技術。山崎監督が話すとおり、今後もこの様な表彰の場が続くことが、さらなる映画の発展につながると感じました。

その他の部門の受賞作は以下のとおり。

CM、博展映像部門:『巨神兵東京に現わる』
プロモーションビデオ部門:『LOVE LIKE ALIENS』
ゲーム映像部門:『AGNI’S PHILOSOPHY – FAINAL FANTASY REALTIME TECH DEMO』
テレビ番組部門:『坂の上の雲 第3部』
劇場アニメーション映画:『friends もののけ島のナキ』
劇場公開映画部門:『ALWAYS 三丁目の夕日’64』

ガジェット通信では、最高峰のVFX技術を誇る樋口真嗣監督のインタビューを公開予定ですので、そちらもお楽しみに!

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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