父ブッシュの妻・バーバラ夫人が招待客を楽しませたある特技とは?
大統領や首相の配偶者であるファーストレディは、内助の面だけではなく首脳の外国訪問への同行や外国要人の訪日の際の出迎えなど、外交においても重要な役割を果たすことでも知られている。特にアメリカではファーストレディが果たす役割が大きい。
アメリカのファーストレディの中にはユーモアをもって招待客を楽しませる人もいた。1989~1993年に第41代大統領を務めたジョージ・H・W・ブッシュ大統領の妻バーバラ夫人はある特技で招待客を楽しませたという。
その特技とは“ものまね”。ソ連のゴルバチョフ書記長の“ものまね”を披露し招待客を楽しませていたそう。
夫人の率直で飾り気のない性格は、ホワイトハウスの雰囲気に大きな変化をもたらした。前任のナンシー・レーガン夫人はホワイトハウスを絢爛豪華なものに変えていたが、贅沢に執着がなかったバーバラ夫人はその親しみやすいキャラで国民から人気に。肝っ玉母ちゃんとして知られ、家のことに関しては大統領である夫にも口出しを許さなかったという。
また、バーバラ夫人はそれまでのファーストレディの役割を超え、「バーバラ・ブッシュ基金」を設立。疎外されていた地域の親や子供たちの識字率向上を支援したことでも知られている。
出典:1989年1月22日「朝日新聞」
(written by 山崎健治)
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