私がTポイントカードを使わない2つの理由(還元率・手間)

私がTポイントカードを使わない2つの理由(還元率・手間)

今回は牛嶋 将太郎さんのブログ『おまえは今までスキャンした本の冊数をおぼえているのか?』からご寄稿いただきました。

私がTポイントカードを使わない2つの理由(還元率・手間)

ファミリーマートなど、Tポイントと提携している店で「Tポイントカードはお持ちですか?」と聞かれ、「いえ」と答える。無駄なやりとりだなーと思いながら。

Tポイントカード持ってないサイン*1まで考え出されるくらい、ネット上の一部でもネタにされています。

*1:「Tポイントカード持ってないサインを考えてみた」 2013年01月31日 『ひとりぶろぐ』
http://hitoriblog.com/?p=15173

なぜ持たないのか?と聞かれると、面倒だし大したポイントも貯まらないからなのですが、その辺りをきっちりと考えたことはあまりありませんでした。

今回は、Tポイントカードを持たない理由について詳しく考えてみることにします。

◆【クレジットカード付きの場合】還元率があまり高くない

大きくポイントを貯めるためには、大きな金額を使う必要があります。
ですが、Tポイント提携店だけでそれほど多額の買い物をするという方は少ないでしょう。

そう考えると、Tポイント機能付きのクレジットカードを作ることが考えられます。

『TポイントとTカードの総合サイト[T-SITE]』
https://tsite.jp/cp/index.pl?xpg=PCIC0104

どのくらいのポイントがつくのか確認してみると、

全国のJCB・Visa加盟店でカード払いすると200円 → 1ポイント

1ポイント=1円なので、還元率は0.5%ということになります。
もしかすると、「クレジットカード使って0.5%でも返ってくるならお得!」と使っている方もいるかもしれません。

ですが、本当にそうでしょうか?

私が使っているのは、「Reader’s Card(リーダーズカード)」というカード。

「Reader’sCard リーダーズカード|カードのご紹介・申込み」 『ジャックス』
http://www.jaccs.co.jp/readerscard/index.html

このカードの還元率は通常で1.5%、Amazonのみで使えるデポジットに交換するなら1.8%にもなります。

私はAmazonでしょっちゅう買い物するのでこれにしました。
実に、前述のTポイントカードの3.6倍のキャッシュバックを得られることになります。
(年会費は初年度無料、2年目以降は年50万以上の利用で無料、それ以外は2,625円)

他にもあります。「漢方スタイルクラブカード」というカード。

『KAMPO STYLE CLUB CARD』
http://campaign.j-a-net.jp/campaign/kampostyleclub/

このカードのポイント還元率は、店に限らず1.75%と非常に高いです。しかも現金値引き。

年会費は初年度無料、2年目以降は1,575円。

ちなみに、この漢方スタイルクラブカードはANAカードよりもANAマイルが貯まりやすいという謎のカードでもあります。
(1.05%のマイル還元率。ANAカードは通常0.5%、年+2,100円の10マイルコースでも1.0%。)

上の2つは特に還元率が高いカードですが、他にもクレジット機能付きTカードより還元率の高いカードは探せばたくさんあるはず。

以上の通り、クレジットカードとしてTポイントカードを使う理由はあまりないといえるでしょう。

※なお、上記はカードのステータスや付帯保険、デザインといった還元率以外の要素、及び店舗限定・期間限定のボーナスポイント等は一切考慮していませんので、あしからず。

◆手間のわりにポイントが少ない

次に、クレジット機能のない普通のTポイントカードについて考えてみましょう。

財布の中には、クレジットカード、キャッシュカード、免許証や会員カードなど、放っておくとどんどんカードが増えていきます。Tポイントカードもそのうちの1つ。

ファミマでの買い物を想定して、ちょっと試算してみました。

1回の買い物が平均500円とすると、1回に貯まるのは5ポイント。

週2回買い物するとして、年104回。

5(ポイント) × 104(回) = 520(ポイント)が1年間に貯まるポイント。

さて、1年間財布の中にカードを常に入れておき、週1000円の買い物を毎週して、毎回買い物のたびにカードを提示する手間をかけたとして約500円分。
人によって受け取り方は様々だと思いますが、私はこの程度のポイントならいらないな…と思ってしまいます。

※わりと適当に仮定しているので、試算は自分の生活に置き換えてみてください

もちろん、カード1枚分くらい財布が膨らんでも問題ないし、毎回提示することくらい、それでポイントがつくなら苦にならない人も、毎日のようにファミマを利用する人だっているでしょう。
そういう方はTポイントカードはとてもお得なのかもしれません。

また、コンビニと比べて比較的多くの金額を使う対象店舗(例えばTSUTAYA、マルエツなどのスーパー、ドラッグイレブン、ガストなど)を頻繁に利用するという方は、また状況が変わってくるかもしれません。

結局のところ、自宅や会社の近所にTポイント提携店がどのくらいあるかによって決まる気もしますね^^;

◆あとがき

以上、私がTポイントカードを持たない理由について具体的に考えてみました。
よく使うお店や生活スタイルに合わせて、自分ならどうか考えてみてください!

執筆: この記事は牛嶋 将太郎さんのブログ『おまえは今までスキャンした本の冊数をおぼえているのか?』(http://ushigyu.net/2013/02/05/why-i-dont-have-tpointcard/)からご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2013年02月19日時点のものです。

画像:Finally got my own T-card :D 『flickr from YAHOO!』
http://www.flickr.com/photos/kalleboo/6778752428/

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