22年の歴史に幕 『とくダネ!』が終わる3つの理由

フジテレビ『とくダネ!』が今年3月末、22年の歴史に幕を下ろすことが、今朝13日に番組内で発表され、反響を呼んでいる。


https://twitter.com/Fukura_mochi/status/1349161809786195969

とくダネ終わるんだー
実家では朝つけてたなぁ


https://twitter.com/btsv8E6J5GU6Fnq/status/1349116978259140609

とくダネ!終了か
時代の流れかなぁ。まずは 22年間 お疲れ様でした。
次 誰が やるのか 非常に気になります。


https://twitter.com/milktea_poke/status/1349158389851426817

とくダネが終わったらあまたつはどうなっちゃうの〜
クビ?笑

直接の原因は視聴率低下 羽鳥慎一にヤラれた

終わる理由はまずは何といっても視聴率。例えば8日の視聴率は、裏番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)が世帯12.0%の中、『とくダネ!』は6%台と2分の1。個人視聴率でも同様。VTRからのコメント、VTRを受けてのコメントという従来のワイドショーではなく、スタジオでのパネルショーを前面に押し出した『モーニングショー』の見やすさに負けた。

おじいさんの「ぼやき」にしか聞こえなくなった

これも視聴率に関係しているが、小倉の年齢だ。彼は現在73歳。だがスタート時は52歳と世間的には働き盛りだった。だが、もはや「おじいさん」世代。朝のワイドショーの司会の中でも最高齢。前のめりで噛みつくスタイルは実はここ10年は鳴りを潜め、一言くさして終わったり、持論を展開しても、セカンドライフに入っているおじいさんのたわごと、ぼやきにしか聞こえなくなり、世間と歩調が合わなくなってきた。

ネットユーザーも味方につけられなくなった。ちなみに現在、ネットで支持されている司会は『スッキリ』加藤浩次51歳。まさしく小倉が『とくダネ!』を始めた年齢とほぼ同じだ。また、社会学者・古市憲寿氏や国際政治学者・三浦瑠麗氏、メイプル超合金・カズレーザーも出てきたりして、存在感が薄れた。

東京オリンピックの延期

スポーツ好きの小倉は常々、2020年の東京五輪を『とくダネ!』の司会者として見たいと言っていた。これがかなわくなった今、少しモチベーションが下がったのは確かだろう。しかも今年も開催するかどうか危ぶまれている。引き際はここしかないと判断したのでは。

あと1つ補足するなら小倉の高額なギャラ。以前「値下げしてでも使って」と頼んだというまことしやかな報道もあったが、いずれにしてもお疲れさまでした。

(執筆者: genkanaketara)

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