手書きメッセージを送れる電子メモデバイス「Croqy」が登場

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株式会社Shiftall(以下、Shiftall)は、ネット接続型の電子メモデバイス「Croqy(クロッキー)」を発表した。希望小売価格は1万9,999円(税込)で、2021年第1四半期(1~3月)に発売される見込み。

スマートフォンとの連携に加え、「Croqy」同士の連携にも対応

最新技術が集結する世界最大級のテクノロジーショー「CES 2021」。新型コロナウイルスの影響によってオンライン開催となった同イベントで、「Croqy」が披露された。YouTubeでは、発表プレスイベントの様子を収めた動画も公開されている。

「Croqy」は、インテリアと調和するような優しいデザインの電子メモ。サイズは約130×80×13.5mmで、重量は約160g(スタンド・タッチペン除く)となっている。表示部には、省電力性に優れた電子ペーパーを採用。常にメモが表示され続けるため、紙のメモのような感覚で使えそうだ。

そして、無線LAN(IEEE802.11 b/g/n 2.4GHz帯)への対応が大きな特長といえるだろう。これにより、付属タッチペンで書いた文字などを、専用アプリの入ったスマートフォンへ送れるようになった。また、別の「Croqy」とのメモ同期にも対応。メッセンジャーアプリとは一味違ったコミュニケーションが実現する。

充電はMicro-USBケーブルを用いて行い、充電時間は約3~4時間。利用環境によっても異なるが、1回の充電で約2か月の利用が可能になる。

ユニークな製品を生み出し続けるShiftall

「Croqy」の開発元であるShiftallは、パナソニック株式会社を経て株式会社Cerevoを立ち上げた岩佐琢磨氏が、2018年4月に設立。以来、パナソニック株式会社のグループ企業として、IoT製品の設計・開発から販売・サポートまでを行っている。Techableでは、同社に関するインタビュー記事を近日中に公開する予定だ。

集中力を高めるウェアラブル端末「WEAR SPACE」や、影をデザインする照明器具「RGB_Light」など、ユニークな製品の数々を手がけるShiftall。「未だ見ぬハードとソフトの両輪で、生活を1歩ミライへ」をミッションとする同社の今後に注目したい。

株式会社Shiftall

(文・早川あさひ)

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