栄養満点!旬のカリフラワーを美味しく保存して活用する方法
カリフラワーの旬に、美味しいままの状態で保存して、料理に活用出来たら良いのになぁって、思ったことありませか?実は、カリフラワーは、冷凍保存ができます。美味しく冷凍保存する方法を紹介しましょう。スーパーの安売りで沢山ゲットしても、もうこれで大丈夫ですよ!
カリフラワーを保存活用する最適な時期とは!?
カリフラワーは、1年中スーパーの野菜コーナーにあるような気がしませんか?海外からの輸入や、ビニールハウスなどで管理栽培されたものなど、価格も安定していて買いやすい野菜の一つではあります。
でも、植物ですから、旬があるのは当然です。旬のものは、栄養価も高く、旨味的にも優れているのは言うまでもありません。
そんなカリフラワーの旬は、11月から3月にかけての、寒い冬の季節です。カリフラワーには、免疫機能を高める作用があるとされるイソチオシアネートが含まれています。
免疫が落ちやすい冬こそ、上手に保存して美味しく活用していきたいものです。
保存活用にも最適な美味しいカリフラワーの見分け方
手間暇かけて冷凍するなら、より美味しいカリフラワーを見分けたいと思いませんか?美味しいカリフラワーを見つけるポイントを紹介します。
白い蕾がぎっしり詰まって、盛り上がっているものが美味しいカリフラワーの必須条件です。全体を見回して、変色や斑点が無いものがおすすめです。
カリフラワーの冷凍保存の方法
美味しいカリフラワーを手に入れたら、食べきれない分は、早速冷凍保存に取り掛かりましょう。茎にもビタミンCが沢山含まれているので、一緒に冷凍保存して活用しましょう。
出来るだけ大きな房のまま、茹でるのがポイントです。茎は皮を向いて、厚めの板状にカットしておきます。
蕾の部分と、切った茎を一緒にして、硬めに茹でます。茹でる際は、お湯に2%の塩を加えましょう。蕾を白さをそのままにという時は、レモン汁や酢を加えると良いでしょう。
大きな房のまま、2分ほど茹でたカリフラワーは、ひっくり返してまた2分ほど茹でます。この間、茎は取り出さなくても大丈夫です。
茹でたカリフラワーは、そのまま冷まします。水で冷やすと、カリフラワーが水っぽくなってしまうので、おすすめできません。
カリフラワーが冷めたら、蕾を小房に分けます。水分があるようなら、キッチンペーパーなどでしっかり吸い取っておきましょう。
ステンレスのトレーなどに小さくしたカリフラワーを並べ、出来るだけ早く凍らせてください。この凍る速さが、美味しさに関わってくる大切なキーポイントです。
また1回で使いきれる量ずつを、小分けにして冷凍保存すると良いでしょう。せっかく手間暇かけて保存したカリフラワーを、無駄なく活用したいものです。
凍ったカリフラワーを、ジッパー付きポリ袋などの保存容器に入れ、出来るだけ空気を抜いて冷凍保存してください。
カリフラワーを保存活用するなら冷凍がおすすめの理由
カリフラワーを茹でて冷凍する以外の、簡単な方法はないのでしょうか?
生のカリフラワーを、そのまま冷凍してしまうと、酵素反応でせっかくのキレイな白が変色してしまいます。また、蕾の食感も変わってしまい、独特の歯触りや弾力が失われてしまいます。
生のまま冷蔵庫の野菜室で保管する場合は、蕾の部分をキッチンペーパーで覆い、ビニール袋やラップで密閉します。この時、空気を出来るだけ出すように注意してください。
野菜室の中では、畑で生えていた状態のように立てて保存するのがおすすめです。これで、5日~1週間は持ってくれます。ただ、異臭や変色があった場合は、諦めて廃棄してください。
カリフラワーを冷凍保存した場合の保存期間の目安は、おおよそ1か月ほどです。
冷凍保存したカリフラワーを活用するには!?
冷凍保存したカリフラワーを活用するための、解凍方法を紹介します。
ソースにして使うときは、冷凍のまま削ってしまえば簡単です。シチューなどの具材として利用する時は、凍ったままのカリフラワーをそのまま投入しましょう。
解凍して炒め物などに活用する場合は、冷蔵庫である程度の時間をかけて解凍するのがおすすめです。一気に解凍してしまうと、水分が沢山出てしまい、旨味も同時に流れ出してしまうからです。
冷蔵庫で自然解凍させることで、味や食味の劣化を、ある程度ではありますが、防止することもできます。
おわりに
カリフラワーの保存方法を紹介しました。ピクルスにして保存するという方法もありますが、料理で活用できる幅を広げるという点では、冷凍保存が一番おすすめです。旬のカリフラワーを沢山買うことができたら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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