その地域にしかない驚きのお正月の風習・文化 5選

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お正月といえば、おせちにお雑煮、初詣・・・などなど様々な習慣や文化があります。

全国的な文化がある一方で、日本にはそこにしかないお正月の文化が残っている地域もあります。本日はそんな他地域からすれば驚きのお正月文化・風習を紹介していきます。
●石川県では紅白の鏡餅を飾る
鏡餅といえば白い餅を2つ重ねたものが一般的ですが、石川県では紅白二色の餅を使います。
紅白は一説には陰陽の道をあらわすといわれ、元々は紅い餅が下で白い餅が上だったそうですが、現在は上が紅、下が白というのが一般的だそう。(藩主は白い餅を上にしていたので、庶民は逆にしたとも)

出典:石川県菓子工業組合

http://ishikawa.sweetsplaza.com/kisetsu.html

●新潟県の上越・中越地方では大晦日にお年玉を配る
大晦日の食事も寿司を食べたりと豪勢なものだそう。

出典:2015年12月31日「女性自身」

https://jisin.jp/life/living/1595026/

●京都では鯛の塩焼きを数日飾って、三が日が終わってから食べる(にらみ鯛)
塩をふって焼いた鯛を年末・年始の数日間一切箸をつけずに飾る習慣。
食べずにずっと鯛をにらんでいるから、もしくは鯛の目が家族をにらんでいるから「にらみ鯛」と呼ぶ。にらむことで一年の災いを近寄らせないようにするとされる無病息災を願う伝統的な風習。

出典:京都銀行

https://www.kyotobank.co.jp/about/agaru/message/backnumber_22.html

●富山県では男の子の成長を願い菅原道真(天神様)を飾る
教育に熱心だった福井藩第16代藩主松平春嶽公が領民に勤勉を心がけ、殖産に励んだなら生活は向上するだろうと、天神画を飾るように推奨したことが由来だと言われています。

出典:川田芳好堂

https://www.houkoudo.jp/tenjinsama_more2.html

●青森県津軽地方では干支ごとに参拝する寺社が違う
青森県津軽地方では干支に仏教の八大菩薩尊を組み合わせ守り神(守本尊)とし、自分の生まれた干支を守り神としてまつる神社やお寺へお参りするという「一代様」信仰があります。
人生の節目に、一代様にお参りするという人が多いそうですが初詣に関しても、家族全員で檀家の寺をお詣りした後、それぞれが自分の干支が祀られる寺社にお詣りすることが多いそう。また、生まれた干支とは関係なしに、その年の干支を祀っている寺社を参拝するケースもあるという。

出典:弘前市シティプロモーションwebサイト

http://www.city.hirosaki.aomori.jp/city_promotion/100stories/2014/03/-story64.html

(written by 山崎健治)

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