伊賀泰代氏の著書が大ヒットした理由をちきりん氏が分析するという、出来レース

伊賀泰代氏の著書が大ヒットした理由をちきりん氏が分析するという、出来レース

今回はごとうこうたろうさんのブログ『世界はあなたのもの。』からご寄稿いただきました。
※すべての画像が表示されない場合は、https://getnews.jp/archives/286939をごらんください。

伊賀泰代氏の著書が大ヒットした理由をちきりん氏が分析するという、出来レース

「電通の社内報」でおなじみの日経流通新聞(日経MJ)、2013年1月28日6面「石鍋仁美のマーケティングの「非・常識」」より。米国系コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーから転職・独立した連中の著書が売れまくっている件について。売れとんのか。

伊賀泰代氏の著書が大ヒットした理由をちきりん氏が分析するという、出来レース

(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
https://px1img.getnews.jp/img/archives/2149.jpg

最近のヒット作の例として挙げられているのが伊賀泰代氏の『採用基準』。もちろん未読。

「採用基準」 作者: 伊賀泰代 出版社/メーカー: ダイヤモンド社

マッキンゼー日本支社に17年間務め、コンサルタントの採用業務に携わった伊賀泰代氏の著書「採用基準」がヒット中だ。「マッキンゼーが求める人材は、今の日本社会が必要としている人材と全く同じ」とし、「全員が持つべきスキル」としてのリーダーシップについて論じている。

とのこと。その他、瀧本哲史氏の『僕は君たちに武器を配りたい』や、田中祐輔氏の『なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?』、御手洗瑞子氏の『ブータン、これでいのだ』、小暮真久氏『社会をよくしてお金も稼げるしくみのつくりかた』などが紹介されている。やべえ、全部未読。

で、記事の後半ではなぜ「マッキンゼー本」が売れるのかについて3つのポイントから分析されているのだが、その最初のポイントについての記述が以下。強調部、俺。

1つは人。人気ブロガー・ちきりん氏は、いま「第3次グローバリゼーション」が始まりつつあるとみる。商品の流通、工場など本来運べないものの移動に続き、高度人材の流通というグローバル化の第3段階が本格化する。その代表的存在として、マッキンゼーという会社で提言や処方せんを作ってきた人々に関心が向きつつあるわけだ。

ち、ち、ち、ちきりん? 伊賀泰代氏の著書がヒットした理由を、語るちきりん氏

「@InsideCHIKIRIN」 『Twitter』
http://twitter.com/InsideCHIKIRIN

伊賀泰代氏の著書が大ヒットした理由をちきりん氏が分析するという、出来レース

(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
https://px1img.getnews.jp/img/archives/397.jpg

伊賀泰代氏って、【Chikirin】の商標登録を取得してたって、少し前に話題になってたような気が。ていうか、ブロガーのちきりん氏と伊賀泰代氏のプロフィールなどが酷似していると、少し前に話題になってたような気が。ていうかぶっちゃけ、伊賀泰代氏がちきりん氏の「中の人」であるということって、公然の秘密というか猥褻というか、暗黙のコンセンサスというか、秘すれば花というか。

「人気ブロガー ちきりん の正体? かぎりなく本物っぽい人物が話題に」 『NAVER まとめ』
http://matome.naver.jp/odai/2135282759186560301

別に「伊賀泰代=ちきりん」は別になんの問題もないし、どうせブログも著書も俺は読みゃしないからどうでもいいのだが、日経流通新聞編集委員の石鍋仁美ちゅう人がどういうつもりでこの記事を書いたのかについては、少し興味がある。「伊賀泰代=ちきりん」を全く知らずにちきりん氏にコメントを求めたのならマーケティング屋という看板を下ろした方がいいし、知ってて、さらに言えば伊賀泰代氏とも面識がありつつ、「どうせ MJ 読んでるおっさん連中なんかは「伊賀泰代=ちきりん」なんていうネット上の噂なんか知りませんし、やすよさんの本のヒット理由をちきりんが語ったらおもしろいじゃないですかあ、取材も1回で終わるし、仲間内では笑いのネタになるしー」とかいうやり取りがなされてのこの記事なら、滑ってるし。

そんじゃーね(「そんじゃーね」の商標登録は、誰か取得してるんですかね。)。

執筆: この記事はごとうこうたろうさんのブログ『世界はあなたのもの。』からご寄稿いただきました。

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 伊賀泰代氏の著書が大ヒットした理由をちきりん氏が分析するという、出来レース

寄稿

ガジェット通信はデジタルガジェット情報・ライフスタイル提案等を提供するウェブ媒体です。シリアスさを排除し、ジョークを交えながら肩の力を抜いて楽しんでいただけるやわらかニュースサイトを目指しています。 こちらのアカウントから記事の寄稿依頼をさせていただいております。

TwitterID: getnews_kiko

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。