ダース・べイダーファンが演じる恐怖の悪役「モフ・ギデオン」 SWオタクだけに、撮影現場で感じた責任とは?
現在配信中で、昨日最終回が追加された『マンダロリアン』シーズン2。名匠ジョージ・ルーカスが生み出した『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』に登場した人気キャラクターのボバ・フェットに続く新たな賞金稼ぎ“マンダロリアン”を主人公にフォースの力を秘めた子ども“ザ・チャイルド”との危険な冒険を描く「スター・ウォーズ」初の実写ドラマシリーズです。
マンダロリアンとザ・チャイルド(グローグー)を執拗に追い詰める悪のモフ・ギデオン。その恐るべき存在感を放つ モフを演じたジャンカルロ・エスポジートは、実は生粋の「スター・ウォーズ」ファン。本作の撮影現場では彼自身がファンなだけに、絶対的悪役を表現することへの責任を強く感じていたことを明かしました。
あらゆるトルーパーを引き連れ、TIE ファイターやダークセ ーバーも使いこなす腕を見せる帝国軍の指揮官モフ・ギデオ。モフを演じたジャンカルロ・エスポジートは、 自身の「スター・ウォーズ」愛について「子供の頃から、僕はレイア姫の大ファンだった。ルークの純真さも好きだった。ダース・ベイダーを演じたジェームズ・アール・ジョーンズのディープな声も。このドラマに出てくれと言われた時、そういう思い出が全部蘇ったよ」と語りつつ、
本作の撮影について「現場に入ってみたら、テクノロジーがものすごく進んでいるのだと見せつけられた。300人ものストーム トルーパーに囲まれて、僕はSWオタク爆発になるのではなく、責任を感じた。僕は、ここで自分自身が持ってみたいと思っていたモフが持つ素質をすべて表現する機会を与えられたんだ。モフは権力があるだけじゃなくて、リーダーシップがあり、頭が良く、思慮深い人であることを学んだよ」と、「スター・ウォーズ」を 愛するファンだからこそ、これまで築き上げられてきた絶対的悪というシリーズの魅力を最大限に表現しようとしたようです。
モフが浮かべる不敵な笑みは、これまで「スター・ウォーズ」で暗躍してきた悪の皇帝ダース・ベイダーや暗黒卿パルパティーンを彷彿させる独特な 存在感を放っています。
ジャンカルロが「スター・ウォーズ」への愛を注いでいる本作ですが、その深い愛の持ち主は彼だけではありません。少年の頃から「スター・ウォーズ」に夢中になっていた製作総指揮のジョン・ファヴローや主演のペドロ・パスカル、シリーズの生みの親ジョージ・ルーカスと共に「クロ ーン・ウォーズ」をはじめあらゆる作品を手掛けてきたエピソード監督ジョージ・フィロー二、そして各エピソードを手掛けた監督陣全員であるのです。ペドロが「ジョンとデイブがこの作品やファンに注ぎ込んでいる愛の量は、今まで僕が見てきたものとは全く比べ物にならないほどだ」と語るように「スター・ウォーズ」を愛する者たちが集結したことで、本作はSWファン誰もが納得いく作品に仕上がっています。
先日行われたルーカスフィルムプレゼンテーションではダース・ベイダーとオビ=ワンが登場する『スター・ウォーズ:オビ=ワン・ケノー ビ(原題)』や「クローン・ウォーズ」で初登場し『マンダロリアン』で実写化したアソーカ・タノが主人公の『スター・ウォーズ:アソーカ (原題)』など超豪華ラインナップをディズニープラスで独占配信する事が発表され、世界中が興奮に包まれています。
「手加減なしの『スター・ウォーズ』」(ロサンゼルス・タイムズ)と、完璧な“スター・ウォーズ”の世界観とスピリットで描かれる 壮大かつエモーショナルなドラマで世界を魅了し続ける『マンダロリアン』。シーズン2はディズニープラスにて独占配信中!
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