『ワンダーウーマン 1984』ダイアナの日本語吹替声優・甲斐田裕子さんに聞く「陰の部分をどのくらい出すのか丁寧に考えました」

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スピード・力・戦術すべてを合わせ持ち、ヒーロー界最強とも呼ばれる桁外れのスーパーパワーを持つ戦士<ワンダーウーマン>。 世界中で社会現象を巻き起こしてきた最強のヒーローが、『TENET テネット』(20)に続き2020年最後に最大級のスケールで放つ唯一の洋画アクション超大作『ワンダーウーマン 1984』。いよいよ12月18日より全国公開となります!

本作でワンダーウーマン/ダイアナの日本語吹替を務めるのは、声優の甲斐田裕子さん。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)より、ワンダーウーマンの声を担当しています。今回は甲斐田さんに本作の魅力やダイアナの成長についてなど、お話を伺いました。

――色々な映画が延期される中、『ワンダーウーマン1984』は無事に劇場公開、しかも公開が予定より一週間早くなるということで、ファンの方々も喜んでいますね。

甲斐田:本当に良かったと思いました。本作は80 年代の話なんですけれど、混沌とした部分が今年の社会の流れにすごく合致する部分も多くて、収録の時から早く皆さんと一緒にこの映画を楽しみたいなと思っていたので。

――久しぶりにワンダーウーマン/ダイアナを演じられて、すぐ感覚は戻ってきましたか?

甲斐田:私が考えるダイアナとスタッフさんの考えるダイアナのすり合わせが大切だなと思いました。ダイアナは70年生きていても歳をとらず、一つのところにはいられなくて、色々なところに転々としながら、色々な人間の悲しみや苦しみや希望というのを見て生きてきているので、その陰の部分をどのくらい出していくのか、という部分を丁寧に時間をかけてディレクターさんとやり取りしました。その後はどんどんスムーズにいったのですが、最初の入り込みのところは時間をかけてやりましたね。

――甲斐田さんは、ダイアナのどんな部分に成長を感じましたか?

甲斐田:前作のダイアナは知識は豊富だけど人間の世界には慣れていない部分がありました。本作はもう本当に大人な女性でしっかりしているし、いろんな人間のことがよくわかっていしたね。そして今生きている時間には愛すべき人がいないという寂しさもあって。

――言えない部分が多いと思いますが、本作で驚いたシーンや展開はありますか?

甲斐田:スティーブ関連は結構、驚いたというよりも胸に刺さるセリフが多かったなと思います。前作からのつながりを感じるとあるセリフは、とても鳥肌がたちました。

――ありがとうございます。そして、本作の特徴といえば「ゴールドアーマー」だと思うのですが、初めてご覧になった時はいかがでしたか?

甲斐田:うわー、80年代!と思いました。派手さとかキランキランな感じが。これ着て戦ったら大変そうだなと、重いだろうなと思っちゃって(笑)。まあ、ダイアナは強いから大丈夫なのかもしれないけれど、動きづらいだろうなって思っちゃいました。飛ぶのにも使っていたし、盾の代わりになったりとか、ゴールドアーマーならではの戦い方をしていましたね。

――アクションもとても見所がありそうですね。

甲斐田:また新たな能力を得たりしますし、ただ強いだけじゃないアクションが詰まっています。弱いダイアナのままスティーブと力を合わせて……というところが見所かもしれませんね。いつもの無敵なダイアナではないピンチもあって応援したくなります。肉体戦だけでは無くて、心の問題が大きく出てきます。前作はかなり神と神の戦いでしたけとど、今回はそうじゃない。誰でもヴィランズ=マックスになりうるような可能性があるんです。それと対峙するために世界の人の心の強さを借りる。今、皆さんに見てほしいなと、すごく思ったんです。

――甲斐田さんはその素敵な声を保つために何かケアをされていますか?

甲斐田:基本的なことはやっているのですが、特別な事はしていないです。私は比較的に喉が強い方で、他の役者さんと比べると、ありがたいなと思います。寝れば比較的大丈夫ですが、ヤバイなと思ったら病院にすぐ行く、常に喉を潤していく、無茶しない、そのくらいです。

――甲斐田さんのしなやかで強く美しい声が本当にダイアナにピッタリで、吹替版を観るのが今から楽しみです!最後に映画を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。

甲斐田:今回のダイアナは結構弱い部分もたくさん出てきて、私自身、共感できる描写があったりするので注目していただきたいです。ヴィランズも期待を裏切らないキャラクターですし、色々な要素が詰まっている見所の多い作品です。いち早く日本で見られるのは本当にラッキーというか、奇跡だなと思っています。ぜひ大きなスクリーンで楽しんでください!

甲斐田裕子さん

【動画】映画『ワンダーウーマン 1984』日本版予告
https://www.youtube.com/watch?v=eePmvr2ZqHc [リンク]

【ストーリー】スピード・力・戦術すべてを備えたヒーロー界最強の戦士<ワンダーウーマン>を襲う、全人類滅亡の脅威とは。世界中の誰もが自分の欲望を叶えられてしまったら——禁断の力を手にした、かつてない敵マックスの巨大な陰謀、そして正体不明の敵チーターの登場。崩壊目前の世界を救うため、最強の戦士が失うものとは何か!?

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藤本エリ

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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