いつもの食卓がワンランクアップ!炊飯器「Wおどり炊き」はやはり名品だった
日本人の主食である米。毎日の食卓に欠かせない存在だからこそ、ご飯のクオリティーにもっとこだわりたいと思う人も多いのではないだろうか。筆者もそんな一人だが、縁あって、パナソニックが誇る高級炊飯器「Wおどり炊き」を2ヶ月使用することになった。結論から言うと、手放すのが非常に惜しいほどの名品だったのでその感動をお伝えしたい。
筆者宅に来てくれたのは、Wおどり炊きの最新モデル「SR-VSX100」。ブラックでややスクウェアなデザインはスタイリッシュな雰囲気に包まれる。一般的な炊飯器よりも生活感が抑えられているのも魅力と言えるだろう。
ひとまず外蓋を開けてみたが、想像以上の重厚な造りで驚いた。蓋にはいくつもの穴や通気口があり、水を入れる容器までついている。最近の炊飯器がここまで進化していたとは!
ちなみにWおどり炊きは“かまど炊きの美味しさ”を追求した炊飯器だ。沸騰時には釜内を105℃に上げて糊化を促進し、むらし工程では220℃の高温スチームを投入することでさらに糊化を促す。さらに米の鮮度を見極める「鮮度センシング」、一粒一粒に熱を均一に伝え、もちもち感ご飯に炊き上げる「Wおどり炊き」などの機能も備わる。蓋に様々な仕掛けが施されているのも納得だ。
このダイヤモンド竈釜は、高い発熱性と蓄熱性、断熱性を実現したという。素材は分厚く、ずっしりとした重さだ。筆者が普段使っている炊飯器の釜の3倍くらいの厚みはあるだろう。
炊飯機能も充実している。まずはコシヒカリを一般的な炊飯コース「銀シャリ」で炊いてみる。タッチパネルなので操作も簡単だ。
「白米・銀シャリコース」で炊いたコシヒカリ。一粒一粒がふっくら炊き上がっているのがわかる。いつもの炊飯器よりも甘味、もちもち感が強く感じられた。
とはいえ炊きたてはどんな米だって大抵は美味しいもの。そこで冷やした状態での味わいを検証すべく、塩むすびを作ってみた。粗熱が取れてから冷蔵庫に3時間置いたが、冷えたご飯にありがちなパサパサ感はなく、もちもち感はそのままだった。お弁当にも重宝するに違いない。
リニューアルした「炊き込みごはん」コースも特筆すべきポイントだ。前炊き、沸騰の2つの工程が見直されたという。実際に炊いてみたが、驚くほどしゃもじで簡単にほぐれた。だし汁や具材の旨味が米にしっかり染み込んでいて、釜飯のような味わいだ。
好みの食感に合わせて炊き分ける機能「食感自在炊き分け」も素晴らしい。火力や加圧時間、スチームの調節によって「かため」「やわらか」「もちもち」「しゃっきり」の4つの食感に炊き上げてくれる。筆者が気に入ったのは「しゃっきり」だ。米のハリが強く、より粒感を楽しめる。チャーハンや牛丼、納豆に合うと感じた。
米の銘柄に合わせて炊き上げる機能「銘柄炊き分けコンシェルジュ」では全国58種類の銘柄米が登録。米の性質や味や食感を科学的に分析し、銘柄米それぞれの個性に合わせて、自動で炊き分けるという画期的なものだ。
鳥取県の「星空舞」。透き通るようなツヤとふくよかな甘みが感じられた。弾力が強く、食べ応えもたっぷり。冷めても美味しく、おにぎりにもぴったりだ。
宮城県の「だて正夢」。一般的な米よりも小粒で、もち米のような可愛らしい見た目だ。もちもち感が強く、まるでおこわのような食感。冷めてももっちり感が続くのでお弁当に最適と言えるだろう。
福岡県の「元気つくし」。一粒一粒がふっくらしている。旨味と甘みのバランスの良さに優れており、玉子かけご飯にも相性抜群だった。
滋賀県の「みずかがみ」。艶やかでキラキラした光沢が秀逸。ほどよい粘りと、やさしい甘みが特徴だ。和洋中とどんな料理にも合うだろう。
米を美味しく炊き上げるだけではなく、好みの食感や銘柄に合わせて炊飯できる「Wおどり炊き」。さらにパワーアップした炊き込みご飯コースなどご飯派にはたまらない機能も満載だ。毎日の食卓を豊かにしてくれる名品であるに違いないだろう。
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